カミーノ巡礼。トラオンナタビ。

サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して約800km旅!

オーストリア旅行。2日目(ウィーン)

ウィーン


ウィーン(Wien)は、英語ではビエナ(vienna)!!!
バスのチケットをとる時も、旅行中に出会った人にウィーンと伝えてもなかなか通じません。

ちなみに、チェコの首都プラハ(Praha)は英語でプラーグ(Prague)。ドイツの都市ミュンヘン(Munchen)は、英語ではミュニック(Munich)。
英語での国名や都市名を知らなかったり、現地の地名が日本語の発音と同じだったり、はたまた全く違ったり、旅をしながらいつも勉強しています。
ホント自分の英語力の無さに毎日ビビる〜(;ω;)


今日は、久々におひとり様観光の復活です!
一緒に旅をしているツルダさんは今日はホテルにてお仕事。
私はひとりハプスブルク家の歴史を学びに王朝の離宮シェーンブルン宮殿」に行ってきます。

ウィーン中央駅から地下鉄を乗り継ぎ、シェーンブルン駅に下車。
駅からは歩いて5分ほどのところに宮殿入り口があります。


このシェーンブルン駅、石造りで可愛いです。


シェーンブルン宮殿に到着です。かなりデカいぞ〜〜〜!!!
入り口側から宮殿の全体像を写真に撮ろうしたのですが、大きすぎておさまり切れきません。

チケットは門をくぐってすぐ左横のブースにて販売しています。
が、しかし。
朝ゆっくり気味に出発してきたので、11時半に到着した時には約1時間後の13時のチケットしか購入できず。スタートダッシュが甘かった(;ω;)
ちなみに、今回はインペリアルツアーチケット(22室の見学+日本語オーディオガイド付き)14.2€という少し短めのルートのものをチョイスしました。

とりあえず、外観の写真撮影をしたり、お土産をぶらぶら見たりして時間を潰し、少し早めに列に並んで入館することができました。

残念ながら宮殿内は撮影禁止だったため、写真はありません。


シェーンブルン宮殿は、別荘などを歴代の皇帝たちが増改築し、女帝マリア・テレジアの時代に完成させた夏の離宮です。
マリア・テレジアって誰だっけ?って思いながら日本語のガイダンスを聞き、懐かしの世界史の授業を脳内再現しながら見学を楽しみます!

ちなみに、この宮殿はあのマリー・アントワネット(マリアテレジアの娘)が幼少期を過ごし、わずか6歳でモーツァルトが招待され演奏した場所としても知られています。

マリアテレジアやその家族が過ごした華やかな内装や家具、調度品の数々、対してフランツヨーゼフ(マリアテレジアの孫)が過ごしていた質素な執務室との対比、それぞれの家族との関わり、人間模様がツアーを通じて見て聞いて取れ、とても興味深いものになっています。

特に、フランツヨーゼフの妻・エリザベート(愛称シシィ)については、以前「世界ふしぎ発見!」でとり上げられていたので、番組で知った歴史とここでの暮らしぶりをリンクさせながら観ることができて、より楽しめました。
オーストリアを訪れるならシェーンブルン宮殿は、絶対に外せないおすすめの場所ですね!


ちなみに、この土産袋の女性がエリザベート皇后!
とても美人で主人となるフランツヨーゼフからも愛されていたそうですが、本人は宮廷での堅苦しい生活があわず、旅行に行くことが大好きな自由人だったらしいです。


空はあいにくの曇り空だったのですが、これが快晴だったら、空の青に壁の黄色(テレジアイエロー)がよく映えて、より綺麗だったと思います。
写真はなんとか少し青空がのぞいた時の一枚。



結局、スタートの遅れが響き、宿に戻ったのは15時過ぎ。
仕事がひと段落したツルダさんが私のためにパスタを作って待っていてくれました。ヨーグルトのデザート付きです。
ツルダさんはホント“女神様”のような人です(;ω;)



これはオーストリア名物のモーツァルトクーゲルというマジパンが中に入っているチョコレート。いろいろ食べ比べです。


この後、まったりして夕方にウィーンの旧市街に観光に繰り出します。

まずは、街の中心にあるシュテファン大聖堂です。
大きすぎてなかなかカメラの画角におさまりません。

そして、次に向かったのがアンカー時計という有名なからくり時計です。ウィーンの歴史に関する有名人12人が時間ごとに登場し、さらに正午になると音楽とともに12人の有名人が一気に登場する仕掛けになっているようです。

時針と分針が一緒になっている一風変わった時計で、写真の時計はちょうど6時20分を指している状態です。


ちなみに、裏側は普通の時計です。


ここで私、ぱしゃぱしゃと時計の写真を撮っていたのですが、、、
なんと、なんと衝撃的な奇跡が起こりました!!!!

後ろから「あさみ〜〜〜!」と私を呼ぶ声。
え?誰?と思い振りかえってみると、、、
なんとカミーノ巡礼で出会ったコリアンカップルと、こんなところでばったり再会したのです。

カミーノが終わり、約1ヶ月。
ポルトガル→スペイン→ドイツ→ポーランドチェコオーストリアと旅してきた私。
ポルトガル→イタリア→スイス→ドイツ→オーストリアと旅してきたカミーノフレンズのコリアンカップル。
まさかカミーノを終えて1ヶ月過ぎ、こんなところで再会するとは・・・。かなりのビックリです!!

まだまだカミーノマジック続いてます。あ〜ホント感動だわ〜〜。


再会の記念に1枚!!!


この後、謎の大興奮に包まれたまま、次の観光地へ。
聖ペーター教会です。少しメルヘンチックな内装の教会です。

そして、ここにまさかの巡礼者の像を見つけて再興奮!!!
がっつり水筒のひょうたんと巡礼者のホタテ貝マークつけています。
今日はなにやらカミーノに縁がある日です。



街を走る観光馬車です。久々に見ました。

これはペスト記念柱!
これは17世紀に猛威を振るっていたペスト(黒死病)が終息した記念として皇帝レオポルト1世(マリアテレジアの祖父)によって建てられた像です。
ぱっと見ただけではこれがペストに関する像だとは全く気づきません。終息を記念するなんて、ペストがかなりの脅威だったことが伺い知れます。

そして、暑かったので途中、ジェラートを食べます。
カテドラル近くにあるアイス屋さん。そこそこイケメンだけどめちゃ愛想のない店員さんが立っています。

ここのアイス、価格がめちゃ安い!
これで1.5€ほど。今回の旅行で一番安いです!美味しいし大満足( ^ω^ )

これはモーツァルトの家と呼ばれる建物。
結局、夕方から出かけたので気づいたら閉館時間の19時をすぎていたみたいです。残念!

まだ明るいですが、もうすでに20時。夕食をいただきます!
今日はオーストリア料理と地ビールのレストラン「1516 Brewing Company」へ。

ウィンナーシュニッツェル(子牛のカツレツ)とポテトのサラダ、ソーセージ、ビールにワインをいただきます。
ここのお店はGoogleマップでも評価が高いのですが、期待を裏切らない美味しいお店でした。おすすめです!!




なぜかアメリカのトランプ大統領も推しています!(笑)
記念にこのコースターいただいてきちゃいました。


最後は、ウィーン国立オペラ座
なにか面白い演目があったら?と思ってのぞいたところ、チケット販売のお兄さんにナンパされました。
僕は佐藤です。っていう流暢な日本語を話します。(笑)
しきりにこの後飲もうと誘われましたが、こんなので引っかかる人もいるのかな〜と思いつつ、お兄さんとのお喋りを若干楽しみました。

ちなみに明日はオペラ鑑賞にいく予定です!
明日もウィーン観光は続きます。


ではでは、ブエン・カミーノ!