カミーノ巡礼。トラオンナタビ。

サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して約800km旅!

カミーノ巡礼。食事編(レストラン・バル)。その3

食事編(その3)です!
レオンからサリアまでの食事についてを纏めます( ^ω^ )

体調がやや悪い中、セイコさんと別れて大都会レオンを旅立ちます!
この日は、お昼まで晴れていたのですが途中から雨。
寒い寒い中、26km歩き小さな街サン・マーティン・デル・カミーノ に到着。

疲れてヘトヘトなので、街のレストランでペレグリーノ・メニュー食べます。
サラダと豚チョイスで11€。コーラも飲みます。


ポテトうまい。

夜ご飯は、疲れて食欲がなかったのでカップラーメン。
カレー味。全体的に薄くてまずい。
この日は雨で気温が低く、風邪はどんどん悪化。6月なのに13℃、もはや冬です。

翌朝は、ムニシパルアルベルゲでドナティーボ(寄付制)の朝食をとります。
パンにジャム、コーヒー。朴訥なオスピタレイロがせかせかとコーヒー、パンを温めてくれます。外は7.5℃寒い〜〜〜。

天気は昨日と打って変わり快晴。昨日、途中で合流したヒデミさんとゆっくり歩きます。
目指すはチョコレートの街・アストルガ!!!

途中、麦畑が広がる道を歩いていたら、カミーノ では有名な休憩所が出現。いろんなジュースやフルーツなど売っています。



ここでお店をしているデビッドさんはカミーノ では有名人らしく、みんな写真を撮ったりしていました。

しかし、私たちは歩みを止めずにスルー。

なぜなら、今日泊まるアストルガには大聖堂、ガウディ建築のアストルガ司教館、チョコレート博物館など見所満載なのです!


アストルガ到着後は、ムニシパルアルベルゲでちゃちゃっとシャワー、洗濯して街に繰り出します。
アストルガ司祭館はひたすら可愛くて、大聖堂は荘厳で、ホットチョコは甘い!!!

ホットチョコレートは街の中のバルにて。
中はいい感じの内装。ホットチョコは、、、やばばば甘いです。
ひでみさんとふたりで1杯だったけど、十分!


甘いチョコにあまい菓子パン。ダブルパンチ(泣)

夜は広場のレストランでペレグリーノメニュー。10.9€。
メニューに含まれる飲み物。私は水、ひでみさんはワインを頼んでそれぞれ1本ずつ。1人750mlです。

サラダ、ビーフステーキ、チョコレートケーキ。
相変わらずサラダからの肉がお決まりパターン。

そして、翌朝はアストルガのバルにて朝食。
朝からオレンジジュースも頼んでしまった。クロワッサンがぺしゃんこなのは、店員さんがトースターで温めてくれたから。優しいやないか〜い!

今日は歩いてる途中で、ヒラと再会!
山道をヒデミさんとヒラと3人でお喋りしながら、歩きます。

そして、着いたのは山の中にある小さな街ラバナル・デル・カミーノ。
ヒラがこの街のペンションでツインを予約しているらしく、一緒に泊まろうと誘われ急遽ストップ!!
ヒデミさんは目標にしていた次の街まで歩くというのでここでお別れ。

ヒラと一緒にペンションのレストランでランチを食べます。
ここの街にはホテルとペンション、レストランと教会くらいしかありません。
いるのは住人と巡礼者ばかり。まさに巡礼者のための街だす。


久々のパスタ7€。まぁまぁの味です。
ちなみにコーラは衝撃のぼったくりプライス3€。


夜はぼったくりレストランではなく、近くにあるホテル併設のレストランに。坂の上の雰囲気の良いレストランです。

そして、そこで今後よく会うことになるサワコさんと出会いました。ワインに酔うフワフワ奥さま。
実はソムリエの資格を持ち、私より20日も前にスタートしてスペインのワインと食を楽しみながら、歩るいているというのんびり巡礼者。
やはり巡礼には色んな面白い人がいるな〜と感じる魅力的な女性です!


ヒラとお喋りしながら、ペレグリーノメニューを食べます。多分、12€だったはず。
サラダやスープ、メインとデザートを選べます。
いつも通りサラダとポーク、デザートにはプリンを注文!




このプリンが巡礼で食べたプリンで一番美味かった!!!
やっぱりホテル併設のレストランはハズレがないですね( ^ω^ )


翌朝は、予報通りの雨!
ただの雨ではない、かなりの土砂降りですよ。
今日は鉄の十字架を通るのに。

寒いので次の街のバルで早速、カフェ・コン・レチェとパン・デ・チョコ。
糖分とカフェインを補給します!!!

砂糖のパッケージがややダーク。

そして、ランチ!
鉄の十字架を越えた次の街で昼食休憩をとります。
寒いので2度目のカフェ・コン・レチェとトルティージャのボガディージョ。
ここのボガディージョは、パサパサでなくかなり美味しかった♡

しかし、食べきれずに残りを包んでもらって店を出たところ、夕方にまさかの事態が・・・。
ザックが雨に濡れて、パンが死んでしまいました。びちょびちょボガディージョです(´;ω;`)


1日中雨の中の山を越えて疲労困憊。
山を下ってすぐの街モリナセカにこの日は宿泊し、夜はヒラと一緒に近くのホテルのレストランへ。
ペレグリーノ・メニュー9.95€。スープに魚にプリンをチョイス。
この頃、ヒラはメニューを選ばず、セイム!と言って私と同じメニューを注文します。
多分、英語やスペイン語を読むのも考えるのも面倒なくらい疲れているみたいです。ヘトヘト。


久々のメルルーサ。魚のフライです。


そして、食後酒が初めて出てきました。
何かを浸けこんだ高濃度のお酒です。未だになんの酒だったのか不明です。


そして、翌日。今日は大きな街を通ります!
ポンフェラーダというロステンプラリオス城があり、テンプル騎士団が治めていた街です!
ほんとはここにも泊まって観光してみたかったけど、お茶してスルー。
お城前のカフェで、カフェコンレチェとクロワッサンいただきます。2.9€ととても良心的な価格♡

そして、途中でパスタランチ!
サラダとパスタをヒラとシェアして食べました。

この時、サラダの玉ねぎ辛い!って日本語で言ったら、ヒラも玉ねぎって日本語で返事してくれて、ぬぬ??となり聞いてみたら、なんと玉ねぎは韓国でもそのまま玉ねぎって読むみたいです。
戦時中に日本から逆に入ってきてそのまま根付いた言葉らしいです。ビックリ!

そして、到着した街はカカベロス。
夜は街のレストランにてディナー。ここではヒラの知り合いだったオランダ人のおじさまと出会い一緒に食事することに。
このおじさまは、薬剤師?をしていたらしく、なんと私の喘息に効く薬を教えてくれました。
助かった〜〜〜!!!これで薬局行って、薬が買える〜(泣)
運命の出会いってあるものです。
ちなみに、この日ここで日本の超有名俳優の方にも会えました。ぐふふ!

喘息の私に、神様がくれた癒しです。カミーノマジック最高!!



お喋りに夢中で料理の写真がなく、デザートだけ。3日連続のプリン。
ハマるとそればかり食べる芸のない私です。


次の日も、朝からヒラと歩きます。
途中、ビラフランカ・デ・ビエルソでカフェ。
パンとジャムとカフェ・コン・レチェ。2.8€。予想よりパン小さかった。(泣)

この街は、教会が多くて結構大きな街。泊まってぶらぶらするのもありだったかも!

この日は、明日のオセブレイロ越えに備えて、山裾の街ベガ・デ・バルカレスに宿泊します。
ここもレストラン、カフェ、小さな商店にアルベルゲ、ペンションがあるくらい。

ランチは、めっちゃ愛想のない店員のバルでハンバーガーを食べました。味と値段は普通。

そして、今日もヒラの予約していたペンションに宿泊。
夕方、辛ラーメンをおやつに食べて、夜はまたレストランへ。

そして、今日この街でヒデミさんとサワコさんと再会。
道端で出会ったオーストラリア人おじいちゃんを含めて5人でレストランに向かいます。ペレグリーノメニュー食べてワイン飲むぞーー!!!



オーストラリアの若者やタトゥー事情、保険問題、子供の出生率などオーストラリアのおじいちゃんが熱く語っていました。
今回もお喋りに夢中でデザートの写真のみ。うっかり〜。
ワイン飲んでお喋りして、とても楽しい夜になりました。


が、しかし。
翌日ヒラが体調不良。昨夜、全く寝れなかったようで、今日は1人で先に歩き次の宿でゆっくり休むとのこと。
私が風邪を移してしまったようで、かなり凹む。本当に申し訳ない。。。

朝ごはんはペンションの優しい店主手作りのカップケーキにクッキーです。かなり美味。


そして、途中でネクタリン。
カフェではクロワッサンとカフェ・コン・レチェ。
山道と雨で寒いし、ぬかるんでるし、牛たちの糞尿で今日は最悪の道です。

オセブレイロの峠を越えて、途中声をかけられた日本人のおばあちゃんトモナガさんと出会い、今日の目標の街フォンフィリアまで一緒に歩きました。

夜は、フォンフィリアのアルベルゲでみんなでご飯。
ここのアルベルゲで今日さらに新たな日本人に出会ったテコさんとコウダさんとアルベルゲ併設のレストランでペレグリーノメニューをいただきます。
トモナガさんも含めてみんな肝っ玉のすわった、パンチのある方々でとても楽しい時間を過ごしました。

ディナーは選択肢なし。シェアして皆んなで食べます。



このアルベルゲのワインらしいです。スープとコメと肉!
寒かったのでスープが進みます。
ヒラはこの日同じところに泊まっていたけど、ご飯も食べず、ひたすら寝てゆっくり休んでいたようです。少し回復したようでひと安心(^^)


翌日は1人で歩きます。今日の天気は霧模様。

泥んこなのか牛の糞尿なのかわからない道を歩いていたら、途中で日本人に遭遇!
ホントここにきてじゃんじゃん日本人と出会います。
出会ったのはケンさん。丸坊主のお坊さんのような人。(お坊さんではないみたい)

途中のバルで一緒に休憩。お決まりのクロワッサンとカフェ・コン・レチェいただきます。

ケンさんは日本人にしては珍しい20〜30代の男性。四国お遍路も踏破した上級巡礼者のようです!

しばらくお喋りしつつ歩きましたが、ケンさんはサモスという村を経由してサリア。私はそのままサリアに向かう為、途中でお別れ。
もっと話したい個性的で面白い人ですが、また会えると信じてお別れ。

そして、私はひとりサリアに到着!
ランチは街のテキトーなバルにて、ランチョンマットがガリシア州の巡礼地図になってる( ^ω^ )


カツレツとポテト!味まぁまぁ。が、喘息で死にかけの私にはやや重かった。

夜は教会のミサで昨日、夕食をご一緒したテコさんと再会。一緒にディナーへ。
体調悪いのにサングリア飲むやつ。美味い、命の水〜!サングリアがペレグリーノメニューで選べるというラッキーなレストランです!
しかし、デザートにピーチ頼んだら、まさかの桃缶。桃缶ではなくて私は、、、ピーチが食べたかった(´;ω;`)


こんな感じで、とうとうサリアまで歩いてきました。サンティアゴ・デ・コンポステーラまで残り100キロ(^^)
食べ物も東から西に行くにつれて徐々に変化してきています。
ガリシア名物のプルポも楽しみ〜。


その4につづく。