カミーノ巡礼。トラオンナタビ。

サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して約800km旅!

カミーノ巡礼。食事編(レストラン・バル)。その1

カミーノ巡礼で何食べる!?

 

巡礼での楽しみのひとつが食事〜〜〜!!

約1ヶ月の海外生活でご飯ってかなり重要ですよね。

日本のコメ好きの友人には、1ヶ月以上パンなんて耐えられない!!と言われる始末。

でも、これは現地に行って納得。コメ恋しくなります。(泣)

 

食事の方法については、巡礼者によってさまざま。

 

私の印象では、、、

日本の20代や学生の若い子たちは、節約のためスーパーを探してキッチンで自炊して食べてる人が多かったり。お菓子で済ませていたり・・・。

少しお金に余裕がある30代オーバーの方々は、自炊ではなく毎日レストラン行ってペレグリーノメニューや「menu del dia」今日のメニューを食べてる人が多かったり。

 

ちなみに、私は旅行ではその土地のものを食べたい派!!!

いつ行けるかわからないので外食だらけの旅を過ごしました。

 

ここでは私が食べた食事の数々を紹介します。

 

まずは、初日のピレネー越えした後のロンセスバリェスでのご飯。

スープ、パスタ、メイン、デザート付いて10€。

初日は山越えでヘトヘト。数キロ離れたところのスーパーまで歩く気力はないので、大人しく初のペレグリーノメニュー です。

 

なにかのスープ、薄味です。

他にもマカロニパスタがありました。あとパンとワインか水。

そして、メインは肉と魚を選べます。

私はメルルーサというタラの仲間?をチョイス。

スペインではメジャーなお魚でこの後、何度もこのメルルーサちゃんを食べました。普通に白身で美味い!

あと基本メインにポテトが付きます。無類のポテラーである私を巡礼中助けてくれます。そして、デザートのアイスが付きました。

 

2日目にズビリでの食事。

泊まったアルベルゲにもディナーがあったけど断り、街のレストランをチョイス!

12€と割高です。ガイドやブログで見た巡礼の食事代からどんどん上がっている様子。

 

前菜に白アスパラサラダやパスタなどを選べました。

お腹減ってたのでパスタを選びましたが、量が多かった。

メインにミートボール!疲れてたので肉を欲っしてます。

ちなみにワインは赤。白も選べます。

そして、デザートは私たちの前で売り切れ。1枚目に相席のおじさんが食べていたケーキが見えるはず。レアチーズケーキのはずがアイス・・・。

テンション下がります。(泣)

 

巡礼の途中には、バルやカフェがたくさんあります。

ここはズビリからの途中にある巡礼者のためのカフェ。初トルティージャ(スペイン風オムレツ)を食べます。ほうれん草入り。

ほうれん草は、英語でポパイだと思っていたらスピニッチだそうです。私、激震が走る。(笑)

オムレツ・ドーナツ・オレンジで3€。びっくり激安です!

 

そして、一緒に歩いていた日本人の女の子たちは自炊派だったので、プエンテ・ラ・レイナで久しぶりのペレグリーノメニュー 。

街の奥の丘にあるアルベルゲ。もう丘を下るのは辛すぎて、、、8€です。

 

風邪をひいていて、ふらふらで撮った一枚。

前菜にサラダとパスタを選べてサラダ。メインに肉と魚を選べて魚をチョイス。

倒れる寸前で魚の写真はありません。

この後デザートもいろいろ選べました。ヨーグルト、アイス、プリン?

 

体調悪いのでワインではなくジュース。これはレモンの炭酸ジュース。

そして、意外とサラダがフレッシュなのがスペインのいいところ!

オリーブオイルと酢、塩でみんな食べます。

 

結局、プエンテ・ラ・レイナで体調最悪の私は、次の街エステーリャに連泊。

エステーリャにて初のバルです。

街に絶対1つはあるバル。地元民も結構いるので、みんなの憩いの場になっているようです!

 初めてひとりで入るバル。緊張しましたが普通に買えて美味いし、安い。

クロワッサンとカフェ・コン・レチェ(カフェ・オレ)で2.7€。

クロワッサン甘くて美味しい♡ バル最高である。

 

その後、エステーリャで体調良くなってから出会ったおばあちゃん達と飲みに行くことに。

スペインの美味しいビール・アルコール2%のレモンビールをご馳走になります。

その後も別のレストランでワインとつまみのポテト。

このマヨネーズの掛け方・・・海外って感じです。

 

次の次の街ビアナにて。

歩いてる途中で出会ったスペイン人の老夫婦とおじいちゃんに出会いました。

お昼はおじいちゃんとふたりでランチに。14.5€と高かったけど美味しかった!

お決まりになりつつあるサラダとメインの魚。デザートなし。(泣)

夜はスペイン人老夫婦とおじいちゃんとバルへ!

ここで飲みながらスペイン語を教わる。お互い共通の言語がないので、パッションでの会話です。(笑)

疲れてたのでアクエリアス、レモン入り。そして、コロッケをつまみに。スペイン語ではクロケッタです。結構クリーミー。ふたつで4.5€。

 

パンプローナの次にある大きな街ログローニョ。

ここをスルーします!その前に腹ごしらえ。バル〜〜〜!!

またもやクロワッサンと初挑戦のコラ・カオ。2.5€。

 ココアのようなミロのような甘い飲み物です。温かい牛乳と一緒に出てきます。

このクロワッサン甘い、コラカオも甘いで砂糖攻めにあいました。コラカオを飲むときは食べるものを注意せねば・・・。

 

スペインのおじいちゃん達と行ったナバラッテのバル。初ピンチョスです。

スペインのおじいちゃん達と歩いて学んだのですが、スペインは結構、臨機応変

日本人にはサイズが大きいので、半分(media=メディア)にして!ってお願いすれば対応してくれます。このパエリアも半分にしてくれました。

ピンチョスとパエリア、コーラで8.5€。

 

 

次は、ナヘラに入ってすぐのバル!

ここの白いパンと豚肉・卵のボガディージョが、巡礼中に食べたボガディージョの中で一番美味しかった。

このお店!この3人が私にスペイン語を教えてくれたおじいちゃん達。

この人たちに出会わなかったければ、こんなにも楽しいと言える巡礼ではなかった!!

 

翌日、10時のご飯にバルでクロワッサン!

スペイン人はご飯を何度も食べます。朝イチのカフェ、10時のパン、お昼のランチ、15時の軽食、夜のディナー。それでも日本、スイスに次ぐ、世界3位の長寿国。

みんな明るくて気候も良くて、ストレス社会ではなく心が豊かだから??

生搾りオレンジジュースとトルティージャ。4.0€。

いつもお昼からビールを飲むおじいちゃん。とてもお喋りで人好き!

 

そして、昼過ぎにランチ!

アゾフラのレストランにて。ここで先を急ぐスペイン人夫婦とお別れして、もうひとりのおじいちゃんとの2人旅に。

このレストラン、床にゴミやパンのカスがめちゃ落ちてる。なんか地元の昔ながらのバルって感じ。でも、安くて味は美味い!8.5€。

 

色々選べたけど、スペイン語しか話せない女主人のため、適当に注文!

とりあえずサラダと豚肉を注文!知ってる単語で注文です。

カツレツっぽかった。スペインはこのパプリカの出現頻度が高いです。

 デザートもスイカやアイス、その他フルーツが選べました。もちろん、パン・ワイン付き!

 

次の日は、スペイン人おじいちゃんと2人旅に。

昨日別れたスペイン人夫婦と比べるとおじいちゃんは少しシャイです。なかなか言葉が通じないけど、いつも笑顔で心配してくれる優しい人です!

いつも食事中にスペイン語を教えてくれます。りんごはマンサーナ。サラダはエンサラダ。

私は疲れていたのでサラダとりんごジュースだけ。

でもサラダとジュースで8.0€。う〜ん、ペレグリーノメニューのコスパを実感します。 

 

次の日は、モンテ・デ・オカ(オカの山)越え。

ピレネーに続き、オカでも雨です。山越えの前に体を温め望みます!

温かいトルティージャとカフェ・コン・レチェで気合をいれて。水も入れて4.5€と良心的。

ちなみに、コーヒーに使わなかった私の砂糖をスペイン人のおじいちゃんは、いつも水に入れて持っていきます。コラ・カオ好きのおじいちゃん、かなりの甘党です。(笑)

 

夜に泊まったアヘスのアルベルゲにて。

ペレグリーノメニュー10€を食べます。カボチャスープと混ぜご飯、サラダにデザートはプリン。

混ぜご飯は、よく分からないけどパエリアではないらしいです。スペインの混ぜご飯は、現地ではパンに乗せて食べられています。

なぜだ?炭水化物 on 炭水化物なんて!?と初めは思っていましたが、コメの味付けが塩辛いのでパンと食べないと、とてもではないが塩辛くて食べられません。

 

翌日は、ログローニョ以来の大きな街ブルゴスへ向かいます!

朝カフェにてパン・デ・チョコとカフェ・コン・レチェをいただきます。3.0€。

クロワッサンに続く、わたしの新たな朝食に仲間入りです。

甘いパンとコーヒーを飲まないと、もう歩けないカラダになりつつあります。

そして、着いたのはブルゴス〜〜〜!!!

かなり大きな街です。街に入ってからが長かった。お昼はムニシパルの巨大アルベルゲ向かいにあるバル。スペイン人おじいちゃんと食べます。

チキンは量が多かったがジューシーで◎。チキンとパンで9.0€。

ブルゴスではひとりで大聖堂(カテドラル)を観光。その後、スペイン人おじいちゃんを探し回るものの発見できず・・・。

夕方、見つけた時には昼と同じバルにてビールを飲みつつディナーしてました。なので、夜はアルベルゲで会ったスウェーデン人おじいちゃん達とディナーへ。

このおじいちゃん、66歳と79歳だそう。ほんと元気です!

 夜はスペインでまさかのアメリカンバーガーだぜ!!

久々のハンバーガーが美味かった。いつも食べてるパンと肉じゃん!と思うなかれ。

この慣れ親しんだパターンがホントに恋しくなるのです。

 

 

とりあえず、サン・ジャンをスタートしてからブルゴスまでの食事についてを纏めてみました。

意外と食費がかさむことに気づいた序盤です。そして、徐々にバルでの朝食がお決まりになってきます。

また、ブルゴスからレオン編もアップしますので、そちらもぜひ見てくださいね!

 

では、ブエン・カミーノ!