カミーノ巡礼。トラオンナタビ。

サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して約800km旅!

カミーノ巡礼。トランスポート編。

トランスポートとは??

 

カミーノ巡礼には、「トランスポート」と呼ばれるザックを街から街へ運んでくれる便利なサービスがあります。

最初から最後までこのサービスを利用してずっと巡礼をする人もいれば、天候や体調の状況をみて利用する人などイロイロです。

 

料金の相場は3〜8€。

サンジャン・ピエ・ド・ポー〜ロンセスバリェス 8€

ロンセスバリェス〜サリア 4〜5€

サリア〜サンティアゴ・デ・コンポステーラ 3€(人が増え価格が下がる!)

 

(トランスポートの利用手順)

① アルベルゲに置いてあるトランスポート用の荷札に必要事項(名前や行き先の街、アルベルゲ名、電話番号、メールアドレスなど)を記載する。

② アルベルゲのスタッフに翌朝送る際の荷物置き場を確認する。

③ 指定の料金を荷札に入れ封を閉じる。(お釣りは出ません)

④ 翌朝、荷札をザックに取り付ける。

⑤ 指定された場所に荷物を置いておく。

その後、トランスポート業者が荷物をピックアップし、目的地に配送してくれます。

 

(注意点)

① 荷物が届かない?

→料金の安いトランスポート業者の中には、電話連絡をしないと荷物を取りに来てくれない業者があります。

実際に、次の街に行っても荷物が届いておらず、タクシーで歩き始めの街に荷物を取りに戻ったという人もいました。

荷物を送る際は、必ずアルベルゲのスタッフに確認し、確実にトランスポートを依頼するようにしましょう!(頼めば業者に電話もしてくれます)

 

② 送り先はムニシパル?

→巡礼中にトランスポートの送り先はどうすればいいのか?宿をネット予約してから送るのか?といった話がよく持ち上がります。

基本的には、予約なしでムニシパルアルベルゲ(公営宿)に荷物を送っておけるようです。到着後にアルベルゲに空室があったら、そのまま宿泊することができ、満室の場合は荷物だけを引き取って他の宿を探すことになります。

中には最初から荷物を送るだけで、受け取った後に他のアルベルゲに移動している人もいました。しかし、引き取る際、まれに保管料を請求されるとこともあるようで、場所によりルールが異なっているみたいです。

 

③ 送り先が違う?

→送り先がアルベルゲではなくカフェ!

サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着するすぐ手前、「モンテ・ド・ゴゾ」の巨大アルベルゲに荷物を送った際のことです。

到着後、探せども探せども送ったはずの荷物がありません。アルベルゲやキヨスクに聞いて探し回ること約30分・・・。

結局、荷物は歓喜の丘手前にあるバルに届いていました。

ビックリです。なぜアルベルゲに届かないのかは謎ですが、中にはこういったパターンもあるようなので、トランスポート業者の連絡先などはしっかり控えておくようにしましょう。

モンテ・ド・ゴゾに荷物を送る際は、皆さんご注意を!!!

 

④ 荷物の中に貴重品は?

→荷物の中に貴重品を入れっぱなし!?

私自身も、荷物を送ってからザックにカメラを入れっぱなしにしていたことに気づき、周囲から注意を受けました。完璧なるカミーノボケです。

トランスポートでの窃盗の話は聞きませんでしたが、アルベルゲでは財布や衣類を盗まれたという話も何回か耳にしました。

自己防衛はしっかりとしましょう。油断禁物です!!

 

 

 ここまでトランスポートについて書いてきましたが、実際にこのサービスを利用している日本人は比較的少なく、年配の方がたまに利用しているかな?といった印象です。

 

私自身は、天気予報をみて土砂降り予報や体調が悪い時などに、このトランスポートを利用させて貰いました。

特に、初日のピレネーでは風邪でリンパが腫れていた上に、土砂降り・雷・雹が降る中での山越え。(泣)

全くトランスポートを利用する予定ではなかったのですが、アルベルゲで出会った韓国人のヒラに強く勧められて急遽利用することに・・・。

実際、最悪の天気だったので利用しなかったら登りきれていたのか?遭難してたかも?と思うほどです。紹介してくれたヒラ、本当にありがとう!!!

 

そして、初日で利用したことで、絶対ザックを背負って歩き切らなければ!という呪縛から解放され、ゆったりした気持ちで私のカミーノと向き合うことができました。

 

カミーノはひとそれぞれ。どれが正解とか不正解とかありません。 

何か起きても、「それがカミーノだから!」という魔法の言葉で済んでしまうのです。

 

それぞれのペースで自分のカミーノを楽しめばいいのです。

 

 カラダが弱くて体力のないヒラは、トランスポートの常連です。小さなサブザックを背負っていつも歩きます。

「人生で最初で最後のカミーノだ!」と語っていました。

 トランスポートした荷物。

このようにザックの取っ手部分に荷札をつけて送ります。

カミーノ巡礼。生理用品編。

※ 生理用品について纏めているので、男性はスルーしてくださ〜い。

 

女性ならば気になるのが海外での生理事情!

 

スペインの生理用品ってどうなの?

日本からナプキンどのくらい持っていく?それとも月経カップなるものに挑戦してみるか?

  

私も色々検討しましたが、足りない分は現地で買い足せばいいかな〜と思い、最終的にナプキン5枚・タンポン2本だけ持参しました!!

 

40日弱のカミーノで生理になる可能性は、最大2回。 

ネットで調べてみると、1回の生理に使用するナプキンは平均20枚ほどだそうです。

2回生理がきてしまうと、ナプキン40枚・・・。多過ぎます(;ω;)

 

そして、ナプキン5枚しか持参しなかった私も、当然ながら追加で購入することになりました。

スペインでは、ナプキンはどこで買えるのでしょうか??

ハイ!気軽にスーパーマーケットで購入することができます。

 

よく売ってるのがこの「evax」という製品!

一番薄くて量が少なくて安いナプキンです。

価格は、8枚×2セット=16枚で 2€ほど。

使い心地は、綿ではなくビニール地って感じでややシャカシャカしてます。そして、無臭ではなくフローラルっぽい香り付きです。

しかし、使用するのには実際、全然問題ありません!

16枚が最小サイズだった為、要らない分は巡礼で出会った人にあげて荷物は最小限にしました。

 

他にもたくさんの種類のナプキンがスーパーには販売されていましたが、私が購入したのは1回のみ。

色んな種類があるみたいなので、皆さんもパッケージを読んでみて好みのナプキンをチョイスしてみてくださいね!

匂いを嗅いでみるのも面白いかも!(笑)

 

 

 

次に、カミーノ巡礼を終えて、改めて日本から持参するナプキンについても検討してみました。

日本の生理用品といえばロリエかソフィが王道。

廉価版はどちらも22枚入りで250円ほどで購入できます。

 

今回は、ロリエの廉価バージョンとスリムバージョンのもので比較してみました。

(左側が廉価なロリエ 肌きれいガード、右側がスリムなロリエ スリムガード)

 

巡礼には廉価バージョンのものを持参したのですが、やや厚さがあるのでスリムバージョンにするともう少し多く持っていけたと思います。

 

実際に比べてみたところ、、、

肌きれいガード5枚とスリムガード10枚の厚さはほぼ同じ。スリム版なら2倍の量を持っていけたことがわかりました。

重さは肌きれいガードが5枚で28g、スリムガードが10枚で58g。重さも約2倍になっていますが、その差はわずか30g。なんとかなる重さです。

 

日本からナプキン持参するなら、断然スリムバージョンのナプキンがオススメです!!

 

 

少しでも荷物を抑えたいカミーノ巡礼。

現地で調達できるものもあるので、自分の生理周期などを考慮して、荷物を減らせるのがベストですね!!

カミーノ巡礼。医療・薬品編。

カミーノ巡礼を終えて、地味に費用がかさんだのが医療費。

改めて、巡礼中に行った病院や購入した薬についてなどをここで纏めてみたいと思います。

 

まず、今回巡礼に持って行った医薬品についてです。

足りたもの、もっとたくさん持っていけば良かったものを書きます。

 

・常備薬(風邪薬・胃薬・正露丸・鎮痛剤)

スペインは昼と夜の寒暖差が激しく風邪をひいてしまう人が多いようです。

私も早々に風邪をひき、薬をすぐに飲み終わってしましました。風邪薬は多めに持って行った方が良いと思います。

ちなみに、スペインにも風邪薬はありますが値段が高く、また薬局で風邪をひいたと伝えるとビタミンCやはちみつ飴などを勧められます。(笑)

 

・消毒液

マメがを潰す時に、消毒液を使用しました。

 

・マメ用に安全ピン

巡礼前半はマメがだらけだったので、毎日安全ピンでマメを潰していました。

人によっては潰さない方が良いという意見もありますが、私の場合、歩いていると結局潰れてしまうので、潰れて汚れるより先にケアしてしまうという方法をとりました。

(マメの潰し方)

① 安全ピンをライターで焼く(またはアルコールのウェットティッシュで拭く)

② マメの皮が硬いところを狙って刺す(大きい場合は数カ所)

③ マメの汁を押し出してティッシュで拭う

④ 消毒液でマメを消毒する

⑤ 絆創膏でマメ全体を覆う(全体を覆わないと擦れて痛い)

 

・絆創膏

途中でなくなり、追加で購入しました。

スペインの薬局ではマメ専用絆創膏を勧められますが、大量にマメができるので、通常の絆創膏を毎日張り替えるのがオススメです。

絆創膏は、ビニールのではなく摩擦で剥がれ難い布タイプのものが使い勝手が良いです。

 

・虫刺されの塗り薬

私は南京虫の被害にはあわず使う機会はありませんでしたが、スペイン人のジョルディはかなり刺されていました。

怪しいアルベルげには泊まらない、使い捨てシーツを活用する(一部、有料)、寝袋から腕や足を出さないといった対策が大事です!

 

・爪切り

足の爪が伸びると歩いた時に痛くなるので、爪切りは必須です!

 

ロキソニンテープ(湿布)

湿布は日本のが一番です。韓国人にも日本の湿布は素晴らしいと絶賛されました。

ちなみに、スペインの薬局では日本の湿布のようなものはなく、鎮痛剤クリームを勧められます。重いので買うかかなり迷いました。

ちなみに、湿布を切る小さなハサミがなくて現地で追加購入しました。湿布以外にも、日本と違って食べ物の袋は簡単に切れないものが多いので、いつもカバンに常備して活用したのが小さなハサミです。

 

そして、次にスペインで買い足したもの。

・風邪薬

・ビタミンC

・絆創膏(ノーマル・マメ用)

・テーピング(マメ対策の補強にテーピングを巻いていました)

・ワセリン

・保湿クリーム(ワセリンのベタベタが嫌いで代用として保湿クリームを使用)

・鎮痛剤クリーム(咳のし過ぎで肋を骨折したので鎮痛用)

基本、薬類は日本で買うより高いです。買って行って要らないなら捨てた方が良かったかも。

 

次に病院について書きたいと思います。

私は、今回カミーノ巡礼中に2度病院にかかりました。

1度目は風邪、2度目は喘息です。私以外も膝の痛みやマメ、はたまた便秘で病院にかかった人もいるようです。

また、よくカミーノの巡礼中は医療費タダという話もありますが、それも色々で私の経験談や聞いた話なども以下に詳しく書いていきたいと思います。

 

⑴ 公共医療センター Casco Viejo Centro de Salud(パンプローナ

最初の病院は、風邪が悪化して受診したパンプローナの病院です。

基本、お医者さんにも英語が通じず翻訳アプリでの会話になりました。以下が受診までの流れになります。

 

① 病院の受付で受診をお願いする。

② 病院ではなく銀行にて診察料を払い込に行く。(振込用紙を受付にて渡されます。パスポート要)

③ 銀行にて診察料を現金で支払う。(私の場合、92.99€)

④ 銀行にて支払証明を貰う。本人と病院の控え2枚。

⑤ 病院に戻って診察受付をする。(時間と医者を指定されて診察室前で待ちます)

⑥ 医師の診察・診療を受けて、処方箋を貰う。

⑦ 処方箋をもって薬局で薬を購入する。

 

抗生物質は処方箋なしでは購入できないので、病院の受診が必須になります。 

 

サンティアゴ大学病院 Hospital Clinico Universitario de Santiago(サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2度目は風邪から咳喘息が悪化しての受診です。肋の骨が折れていて呼吸が辛かったです。

こちらも英語が基本、通じないのでアプリで変換して会話します。若い看護師さんが少しカタコトの英語を話してました。お互いカタコトw

 

① 総合受付にて病状を伝えて外来に案内して貰う。

② 外来受付にて受診をお願いする。(欧州健康保険カードの有無とパスポートを渡して誕生日と病状の確認をされます。)

 ③ 医師の診察・診療を受けて、処方箋を貰う。(診察ではアレルギーの有無、薬の使用歴を質問されます。私は喘息の薬品吸引の治療を受けました。)

 

ちなみに、この病院では支払い不要と言われて、診察代は払っていません。なぜなのかはよくわかりませんが・・・。

他にも、他の病院で日本の住所を聞かれて自宅に払い込み用紙が届いた人、病院では支払わず薬をもらう時に100€ほど支払った人もいたようです。

病院によって医療費の支払い方法は異なるようなので、現地の病院で事前に詳しく聞いてみることが大事です。ただし、ほとんど英語は通じないのでアプリ必須です。(笑)

 

 

最後に、薬局(スペイン語でファルマシア)についてです。

スペインには、日本のような大きなドラッグストアはなく、小さな薬局しかありません。ほとんどの街にあるので薬を買いそびれることはないと思いますが、注意しないといけないのは時間帯と日曜日です。

大都市以外、基本的に日曜日は休み。

そして、どこもシェスタがあり14〜16時は閉まっているので、アルベルゲに到着後シャワーをして薬局に向かうと、大体閉まっています。パンプローナでも、レシートを貰い忘れ、もう一度向かった時はシェスタでがっつり閉まっていました。

薬局は、午前やお昼の時間帯に寄るのが無難ですね!!

 病院で処方箋をもらい、薬局で購入した薬です。

この抗生物質に助けられました(;ω;)

 

カミーノ巡礼。美容品編。

今回持って行ったもので結構な重さを占めていたのが、化粧品などの美容グッズ!

多分、カミーノ巡礼する人の中では、わたしは化粧品やヘアケア用品など、たくさん持っていった方です。

 

乾燥体質なので肌も髪も小さい頃からカッサカサ。 

ヨーロッパでは、いつもに増してカッサカサのパサパサになるので、気合を入れて準備!!

 

実際にカミーノ巡礼を終えて、使ったものや不要だったもの、使用量などを載せたいと思います(^ω^)

・化粧水

リサージ スキンメインテナイザーS (120ml)

化粧水は顔だけではなく首や手にも使いました!量は1ヶ月半ならば80mlくらいで十分。

 

・美容液クリーム

トワニー ベビーリピッドウェアn(50g)

これは持っていって大正解!!

化粧水よりよっぽど役に立ちました。これでしっかり保湿しカサカサにはならずに済みました。

クリームはポイントで二重に塗っていたところもあったので半分くらい消費しました。

 

・シャンプー&コンディショナー

普段使っているもの(各100ml)

無印良品のポリ容器100mlに入れていきました。100均のものより丈夫です!

髪の長さは肩くらいのセミロングですが、1ヶ月半100mlで十分足りました。

巡礼後、ヨーロッパのシャンプーを買って使いましたが、かなり髪がバサバサになります。やっぱり日本人にあった日本製のシャンプーとコンディショナーがベスト!!

 

・クレンジング

普段使っているもの(100ml)

無印良品のポリ容器100mlに入れていきました。

クレンジングは巡礼中に使い切ることはなく、100mlで十分。

しかし、シャワーのタイミングに化粧を落とすと日焼けがすごいので、夕方や夜に手軽に落とせるクレンジングシートの方が使い勝手がいいと思います。

現地でもクレンジングシートが販売しており、荷物を減らす意味で不足したら買い足す。

 

・ヘアオイル

DHC アフターバス ヘアオイル(100ml)

髪パサパサを免れたのはこのヘアオイルのおかげ!椿オイルほどベタつかないし、髪もサラサラなるのでおススメです。

これもいつも2プッシュほどして50mlくらい使用。

 

・ドライヤー

Panasonic ヘアドライヤーZIGZAGターボドライヤー1200

海外対応のドライヤーです。購入時はAmazonで1500円程。約400g。重かったら捨てる覚悟で持って行きましたが、意外と出番が多い!

特に、2018年5〜6月は寒かったので、髪が濡れたままだと寒くて風邪をひきそうで、髪を乾かすのはもちろん、天気の悪い時には靴下を乾かすなどにも活躍しました。

ちなみに、若い女の子やおばさまから貸してとたまに頼まれます。(笑)

 

・化粧品

毎日使ったのは、日焼け止め、BBクリーム、パウダー、眉描き、アイシャドウ。

アイシャドウは、目の周りの日焼け対策として塗りました。茶色のチップ1色のみ使用。

他にも、マスカラとチークを持って行ったけど、観光時以外は不要でした。

 

・消臭クリーム

デオナチュレ ソフトストーンW(20g)

ワキ用のスティック制汗剤。これで臭いニオイともおさらばです!

もはや、ワキ以外にも塗ってます。

 

デオナチュレ 足指さらさらクリーム(30g)

足用のクリーム制汗剤。今回、これを忘れていったことを1番後悔しました。

毎日歩くので、足がムレてとても臭かった・・・。自分もですが、たまに臭いおじさんがベットの上にきたら、ホント地獄です。(泣)

 

(日本人のカミーノ巡礼での美容について)

・化粧品と日焼け止め

日本人は、わたしも含め30代以上の人は、ほとんどが日焼け止めプラス化粧(ファンデーション程度)をしていました。

逆に、20代の若い女の子は日焼け止めのみ。たまに日焼け止めすらつけていない10代の女の子もいました。5年後、後悔するはずです・・・。(笑)

 

・ヘアケア用品

髪については、ドライヤーを持って歩いている人は、わたし以外ひとりも見なかったです。

 オイルをもっている人はいましたが、皆さん潔く自然乾燥!!

水が違うのか乾燥しているから、髪が傷むのは避けられない感じでした。

また、跳ねたりしないようにカミーノ前にストレートパーマをしてくるという方もいました。

 

結論!

必要か不要かは、どこまでこだわるかを決めて持ってくると良いと思います。

とりあえず、捨てて後悔しないなら持って行って良し。勿体無いなら持って行くな!

そして、シャンプー&コンディショナーは現地のものはキシキシになるので、日本から持っていくのが絶対オススメです!

 

パリ旅行。7日目(パリ→アブダビ→東京)

パリ→アブダビ→東京

 

本日、帰国です。

3ヶ月弱長かったようです短かった。

ぬぬぬ、帰りたくないよ〜(´;ω;`)

 

飛行機は、往きと同じでエディハド航空。

10:35パリ→19:25アブダビ

22:05アブダビ→翌13:00成田

 

今回は、乗り継ぎ時間にも余裕あり!

それでも、搭乗に手間取らないよう朝5時起き。

6時にはチェックアウトして地下鉄と高速鉄道RERを乗り継いでシャルル・ド・ゴール空港へ。

高速鉄道RERへはシャトレ駅で乗り換えできます。

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朝からひと騒動。

地下鉄の駅で一般人の男性に女性がブチ切れ。

後ろから猛烈に走って追いかけ殴る!!!

殴る瞬間をばっちり目撃したので、かなりビックリしました。

その後、男性は立ち去り女性が大号泣して駅員さんに慰められるという結末。

何を言って怒らせたんだろう?白人男性が黒人女性を怒らせたようです。

フランスでキレてる女の人みるの2人目だが、みんな迫力が凄すぎる。

朝からザワザワ。

 

そして、無事に空港に到着。少し待ちチェックインします。

ザックは預けて、手荷物として小さなバックとコロコロキャリーを持ち込もうとしたら、カウンターで手荷物をガッツリ測られました。

7kgのところ12kg。

5kgオーバーです(´;ω;`)

ポーランドで買ったお皿を手荷物で持って入りたかったけど、一部預け入れ荷物に移動することになりました。

パッキングしては重さを測り、パッキングしては重さを測りを何度も繰り返していたら、カウンターのお姉さんブチ切れ。

ホントごめん。。。

 

皆さん、航空会社によって荷物の重さ制限が異なるので、ご注意くださいね!

ちなみに、帰国してすぐハンディスケール買いました(´;ω;`)

 

保安検査して、ちょっとお買い物して帰国でーす。

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飛行機は定刻に無事、離陸。

特に遅れることもなく、その後アブダビ、成田へ移動することが出来ました。

往きは長かった飛行機も、帰りは寝たらすぐ。速いぜ〜。

 

映画も何本か観ました。

3度目のグレイテスト・ショーマン。ホント何度観ても良いわ〜( ^ω^ )♡

ヒュー・ジャックマンにムンムン。

 

その後、ツルタさんにおススメされた犬ケ島も観てみました。

うぉー!って興奮はないけど、ジワジワくる映画です。斬新で独特の世界観が面白い(^^)

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帰りのエディハド航空の機内食はこれです!

 

 

そして、日本、到着!

自宅にも到着。約3ヶ月ぶりの我が家です。

特に変わりもなく、観葉植物も生きて、トマトも無事に育ち少しですが実もなっていました。

自宅のカレンダーは出発した5月のままでしたが。(笑)

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変ったのは私の体重。

カミーノ前からなんと5kgも痩せていました!

恐るべし3ヶ月の月日!

 

そして、お土産整理です(^^)

スペインを含めてヨーロッパ各地で買ったお土産たち。

スペインで飲んだコラカオ。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ名物のクッキー。

チェコのビールフレバーのシャンプー。

オーストラリアのモーツアルトクーゲル。

フランスで買ったバックに、ワイン。

 

ポーリッシュ・ポタリーも3万円分くらい買ってました。

日本で買うと価格は約3倍。10万円分くらいです。

一部、預け入れ荷物に入れていたお皿が見事に粉砕されていました。1枚600円で3枚、計1800円。少額だから保険も効かず、でも日本で買うと約1万。

うーん、悲し過ぎるーー!!!(´;ω;`)
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以上、私のカミーノ巡礼プラスα旅行記は、これにて終了です!

今回の旅はこれで終わりますが、私の旅はこれからもまだまだ続きます。

必ずカミーノにもまた戻ります!!!

 

これから就職したり、新天地での生活が始まったりと色々変化するけど、趣味の登山や旅行などこれからもアクティブな自分を貫きたいと思います( ^ω^ )

 

1回しかない自分の人生これからももっともっと楽しみます!

 

ではでは、3ヶ月間楽しかったぞー!

カミーノ、ありがとう(^^)

 

 

ブエン・カミーノ!

 

 

フランス旅行。6日目(パリ)

パリ

 

最終日ー!明日とうとう帰国です。

悲しい〜、まだヨーロッパで遊んでたいよ〜(´;ω;`)

 

でも、3ヶ月過ぎると不法滞在になるので、お土産買ってちゃんと日本に帰りたいと思います。

待ってろ、うどん!!!

 

朝イチ、歩いて凱旋門へ。

ホステル出てシャンゼリゼ通りを5分ほど歩き、ルイ・ヴィトン本店をスルーして着いたぞー!

 

今日もやや曇ってるけど、青空も出てる。

デデーン!エトワール凱旋門でーす。

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いつもの如く着いてから知ったのですが、凱旋門ナポレオン・ボナパルトがパリに凱旋した時に作らせたそう。

この凱旋門を中心に12本の通りが放射状になっている、星が輝いているように見えることから星を意味するエトワール(étoile)凱旋門と呼ばれるようになったようです。

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記念に!服と車が被ってる。いい色合い(^^)

 

そして、この後は「アメリ」旅。

中学生の時に見て、衝撃を受けた映画アメリ。その舞台をぷらぷら歩いて巡ります。

 

初めて観たのは15年以上前ということにガタブルしながら、映画のワンシーンを思い出しながら向かいます。

まず、モンマルトルのサクレ・クール寺院へ。

聖なる心臓を意味する教会堂です。

 

最後に青空が(^^)
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ここはパリで1番高い丘らしく、パリの街を一望できます。

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ここで注意喚起!

サクレ・クール寺院の階段にアフリカ系の詐欺集団がいました。昔、イタリアで遭遇したミサンガ詐欺と手口は同じ。

急に話しかけてきて、手にミサンガを巻きつけお金を要求するという手口です。50€オーバー盗られた人もいるとか。怖いわ〜

 

結構、階段いっぱいに並んでるのでガン無視してさーっと通り抜けるべし。

皆さん、巻かれないように気をつけてください!

 

この後は、百貨店に行くため丘を下りまーす。

途中、ネットで調べていたパティスリーに立ち寄ったところ、ガッツリ休み。

バカンスだって。残念(´;ω;`)

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そして、ふら〜っとやってきたのは、カフェ・デ・ドォ・ムーラン。

アメリの舞台となったお店。プチプチを潰す嫉妬深い男、ジョセフが足繁く通うカフェテリアです。

ちょっとお値段高いらしいので、今回はスルー。
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これはキャバレー「ムーラン・ルージュ」です。赤い風車って意味なんだって。

ニコール・キッドマンの映画ムーラン・ルージュも良かったな〜。

次行く時は、絶対カフェ・デ・ドォ・ムーランもムーラン・ルージュもどっちも行くぞ!!!

 

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オペラ・ガルニエ。

なんかちょっと歩けばこんな建物ばかり!

やっぱり歴史のある街だな〜って改めて感じますね。

 

この劇場横のチェーン系のカフェで昼食。

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パニーニです。

ヨーロッパの冷えてるパニーニは不味いのであまり好きではないけれど、食べれなくなると思うとやっぱり寂しいですね(´;ω;`)

 

そして、最後にヴァンドーム広場とオーステルリッチ記念柱。

ここもふらーっと歩いて辿り着いたところ。

この辺りにもカルティエ本店やティファニー、ブルガリといった高級ブランド店が立ち並んでいます。

フランスは高級ブランド店ばっかりです。(笑)
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百貨店でお土産買ってホステルに帰宅。帰国に向けてパッキングせねばー!!!

 

明日はとうとう帰国の日です。

あっという間に3ヶ月が過ぎ、私の旅も終わり。

カミーノに始まり、その後はヨーロッパの国々を巡る旅。思い返さずともホントに楽しかった!

まだまだ全然遊び足りないけど、次回の楽しみに取っておきたいと思います(^^)

 

明日は飛行機に乗り遅れないように早起き、がんばりまーす。

 

余談。

旅の最後の晩餐は、まさかのコリアンラーメン。一昨日、同じ部屋に泊まっていた優しいコリアン女子からいただいたもの。

安定のピリ辛で美味しいですね!f:id:toracamino:20190826234403j:image

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ではでは、ブエン・カミーノ!

 

 

フランス旅行。5日目(オンフルール→トゥルーヴィル・ドーヴィル)

オンフルール→トゥルーヴィル・ドーヴィル 

 

オンフルールからバスで1時間弱。

「ノルマンディー海岸の女王」と謳われるリゾート地ドーヴィルへ。

 

ここにはイギリス海峡を臨む海岸沿いの街、カジノ、ヴィラが立ち並ぶリゾート地です(^^)

ビンボーかつビビリの私はカジノに踏み込むことは出来ず、サダさんと一緒に浜辺をぷらぷらします。

 

ちなみに、川を挟んで反対側にはトゥルーヴィルという街があります。ドーヴィルとトゥルーヴィル、名前が似ててややこしい。

トゥルーヴィルはドーヴィルとは違い、少し素朴でレトロな雰囲気のお店が立ち並ぶ街。

まずはトゥルーヴィルへ。

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浜辺に飾ってある独特なデザインのポスター。

これはサヴィニャックの作品たちです。

 

サヴィニャックは、このトゥルーヴィルに移り住んだフランスの著名なポスター画家。

数々のポスターを残し、今日のフランス文化の一部をなした人物だそうです。
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海辺には別荘?アパルトマン?ホテルも立ち並んでます。

天気はやや曇り。
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少しティーブレイク。

紅茶でまったり。

隣席にフランス在住の日本人の奥様と出会いました。かなりフランスマダム感溢れてます。

何故だろう、ヨーロッパに移り住んだおばさま方から溢れる気品。私には到底、醸し出せません。。。 (´;ω;`)

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その後、サヴィニャックの作品を展示してる街のインフォメーションセンターへ。

 

日本人の絵本作家・フクダツヨシさんの作品も展示してありました。

「tsu」とサインのあるものがそうです。

可愛い絵がたくさん(^^)
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これはサヴィニャック自身らしい。
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この後、海辺近くのカフェテリアでランチに。

 

ムール貝イカリング、ステーキ!

イカリングとポテト美味かった( ^ω^ )
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これはデザート!

私はこのメレンゲ焼いたみたいなケーキが好きなのですが、、、

 

サダさん、もっと綺麗に盛り付けないと!とやや辛口。さすが料理人(^^)

日本では、このクオリティのケーキがでカフェに並ぶことほぼないけれど、ヨーロッパではこれが結構、当たり前。

3ヶ月弱もヨーロッパにいるとケーキのデコレーション具合も全く気にならなくなってました!(笑)

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ヒゲが一段と立派になったサダさん。
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少し晴れてきました!

川を挟んで反対側のドーヴィルのビーチにも行ってみます。
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雲が少し晴れてきて、いい天気!と思っていたら、また曇り空。なかなかスカッと晴れません(´;ω;`)

 

真夏のバカンスシーズンになると、こちらの浜辺では色とりどりのパラソルがパッと開いて、砂浜を彩るらしいです!

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うーん、もう少し晴れれば。
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街の方には高級ブランドが立ち並ぶドーヴィル。

ホンモノのセレブはこのリゾート地で買い物をゆっくり楽しむのだろうか??

 

ちなみに、トゥルーヴィルから浜辺から歩いてオンフルールまで帰ることも出来るらしいです。

パリへ帰るバスの時間が無ければゆっくり歩いて帰りたかったな〜。

とりあえず、またローカルバスで1時間ほどかけてオンフルールへカムバック!

 

トゥルーヴィルとドーヴィルは、泊りがけで行きたくなる素敵な街でした(^^)

 

そして、オンフルール!

昨日より少し天気が良いので、もう一回写真撮影。

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夕方、またいつものFLIX BUSに乗り、パリへバックします。

ツールドフランスも終わり、メトロもちゃんと動いてたよー!( ^ω^ )

 

明日はパリ観光の最終日。

近くのホステルに泊まってるのに、凱旋門をガッツリスルーしてたのでその辺をぷらぷらしてみます。

 

ではでは、ブエン・カミーノ!

 

 

今日のワンコ。オンフルール編。

バスの時間までカフェテリアでまったり。

看板犬ともふれあいます(^^)

なぜヨーロッパの犬っころはこんなに穏やかなのか?これも国犬性なのか?

愛しのデブっちょワンコです。

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