カミーノ巡礼。トラオンナタビ。

サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して約800km旅!

フランス旅行。4日目(パリ→オンフルール)

パリ→オンフルール

パリからフランス・ノルマンディー地方にある港町オンフルールへ。
今日はカミーノで出会ったサダさんに会うためにサダさんのフランスの故郷であるノルマンディーまで足をのばします(^^)

パリのFranklin D Roosevelt駅から地下鉄に乗って数駅。
La defenseにあるバスターミナルから約2時間ほどの旅路。
しかし、出発早々にハプニングが、、、

メトロの駅に向かってもなぜか封鎖。凱旋門前のメインストリートもガッツリ封鎖、、、なぜだ!!??

駅のポスターを見てみると、今日はあのツール・ド・フランスのレース最終日だったのです!

ワオワーオ!!ニアミス〜。
ゴール観たかった!と思うものの、サダさんと約束してる私、行かないわけにはいきません!
地下鉄が動いてないとなると、バスターミナルまで歩いて1時間半。間に合わない。。。

どうしてくれるのー!!!???( ゚д゚)
時間通りに出たので焦る〜
テキトーに歩きまわり、高級ホテル前にいるコンシェルジュを発見!
タクシー乗り場を教えてもらい、なんとか無事にタクシーに乗ることができました。道が封鎖しててかなり大回りしたけど、なんとか無事にバスターミナルへ到着。
ひと安心であります(´;ω;`)

そして、待つこと待つこと待つこと、約1時間。
バス遅れてくるよね〜。タクシー使わずに歩いてこれたじゃん。わたしのタクシー代30€がホント悔やまれる。(泣)

最近、ニアミス続きで、微妙に運が悪い。
1日違いでスペインの牛追い祭りの牛追いやチェコミュシャ特別展見れなかったり、ツール・ド・フランス最終日に移動だったり、、、

カミーノでミラクルを使い果たしたかな?(泣)



そんなこんなでバスは2時間かけて、オンフルールへ。
サダさんとは夕方に約束してるので、それまでホテルでゴロります。
久々のシングルルーム、エアコン付き!実に快適なり(^^)
こっちで定番のチップスLay'sをいただきシエスタです。

そして、夕方!
サダさんと再会〜。サダさんのヒゲがさらなる進化を遂げています。

オンフルールの港の景色を楽しみつつ、ぶらぶら。
街並みは、ヨーロッパのゆったりとした港町という雰囲気。フランス映画に出てきそうなノスタルジックな感じを醸し出しています。

夏、ゆったりと海辺の景色を楽しみながら、カフェテリアで過ごす、そんな街です。





オンフルールにある教会。
ヨーロッパでは珍しい木造の教会です。なんでも港の船大工たちによって建てられたとか。
天井が船底のような形をしているという一風変わった造りの教会になっています!



そして、その後お土産のワインを漁る!
フランス語わからないので、おススメワインをサダさんが聞いてくれてます。日本では5000円ほどするワインがこっちでは2000円ほど。
安い〜!やはりワインは水ですね。(笑)

その後、レストランでディナー。
色々あるけど港町なので魚料理。久々の魚メイン、美味い〜(^^)
デザートのクレームブリュレ美味し!!

この日の為にフランスでのレストランディナーを我慢してたので、更に美味さ倍増!
ゆったりワインと食事とお喋りを楽しみました(^^)



明日は少し足を伸ばして隣の街ドゥービルへ向かいます。
浜辺に行くぞーー!!

ではでは、ブエン・カミーノ!



そして最後に、今日は久々の登場!
今日のワンコのコーナー。

この子は、ディナーを食べたレストランの看板ワンコ。お皿に載ったメインディッシュではありませんので、ご注意ください(^^)
むにょーんとしたアンニュイ表情。可愛い♡

フランス旅行。3日目(パリ)

パリ

パリの夜は暑かった、、、
エアコンが当たり前にある日本って凄い。

2日目は昼前まで寝てて、掃除のおばちゃんにドアを開けられて起きるwお互いビビる。(笑)


朝から部屋移動です。
2人部屋から6人部屋のドミトリーへ。
泊まっているホステルは、巡礼宿としても機能しているため、巡礼者価格の設定があります。
私はその事を忘れてBooking.comで予約し、2人部屋で36€。
翌日からは巡礼者価格へ変更してもらい、6人ドミトリー部屋17€です。
36€も払いボロボロの2人部屋、、、パリ価格にヒィヒィです(´;ω;`)

アルベルゲで慣れていたものの、久々の団体部屋。
ヨーロッパとアジアの人、入れ混じってますが、部屋は2人部屋より綺麗で快適!!
初めから巡礼者価格で泊まらなかったことが悔やまれる。。。

ちなみに、私はシングルベッドが並ぶ中、1つしかない2段ベッドの上の段。アルベルゲで鍛えた私にとって2段ベッドなんて、余裕だぜ!!!
下の段は、韓国人の優しい女の子。韓国のカップラーメンを貰っちゃいました(^^)


今日はとりあえず、エッフェル塔を観に行って、パリの街をふらふらショッピングして、歩いて歩いてノートルダム大聖堂に向かいます!!



エッフェル塔へ歩いて向かう途中、テキトーに見つけたカフェテリアでブランチ。
やっぱりクロワッサン!
そして、ナッツとレーズン入りの甘いパン、コーヒーともよく合います(^^)

レーズン嫌いだったのにこの旅で克服!
ヨーロッパのお菓子やパンには、至る所にレーズンとシナモンが潜んでいます。。。



腹ごしらえして、いざエッフェル塔へ。

近づくにつれて、大きくなってきます!

ぬぬぬ?
思っていたイメージとカタチが違う?
もっとシュッとしてると思ってたら、頂上付近の展望デッキこんな形してた?なんかイメージと違ってたかも。


ででーん!エッフェル塔
やっぱりカッコいいです(^^)
空の青さを邪魔しない良い色合い。


この後、せっかくだから写真を撮ろうと、周りの人に写真をお願いします。
1人目北欧系っぽい顔したカップル!
うーん、惜しい。エッフェル塔のてっぺん見切れてる。

2人目。芝生でまったりしてる韓国人の男の子!
勝手なイメージですが、韓国人と中国人は写真へのこだわりが強いのでいい絵を撮ってくれる。

が、、、これまた見切れてるーー!

諦めていたところ、南米っぽいラテン家族から写真を撮ってと頼まれ、そのお礼に撮ってもらえました。

3度目の正直!
やっとエッフェル塔ぜんぶとの写真が、、、ありがと〜\(^^)/

とりあえず、エッフェル塔制覇です!

この後は、通りをふらふら歩いてショッピング。
あるよー!あるよーー!
ファストファッションじゃないお店。可愛いのがたくさんあるある〜♡

セール(フランス語ではソレド )だったのでシャツ、ベルト、スプリングコートを購入。
久々に少し高い買い物です!
まぁもうすぐ帰国するし、オッケー( ^ω^ )


ホントはもっと買い物したかったけど、最近ビンボー旅行に慣れてたので買うのを躊躇ってしまい、、、後から後悔です。


その後、お土産や服屋さんをぷらぷらしつつ、エッフェル塔からノートルダム大聖堂まで約1時間ほど歩きます。


着いたー!
ノートルダム大聖堂(^^)わたしの巡礼終着点です。

そして、小さい頃に好きだったディズニー映画「ノートルダムの鐘」。その舞台でもあります。
ここもアニメの影響でずっと来て見たかった場所のひとつ。
カミーノの前に来るつもりだったのですが、飛行機移動で疲れ果て、結局最後になりました。

今回は大聖堂でゆっくり過ごし、ミサにも参加して大聖堂を堪能してきました。

カミーノ巡礼する人の中にはパリでノートルダム大聖堂でスタンプを貰って、サンジャンからスタートする人もいるようですが、私は最後に!

受付にてスタンプを押してもらいました。カミーノを終えたクレデンシャルを見て、スタッフのおばさまがおめでとう!とひと声(^^)
最後まで嬉しい幸せな旅です。

大聖堂にて最後、無事に過ごせた旅のお礼と平和を祈って、また改めてカミーノに戻ってくる!次はフランスから歩きたい。とも報告してきました。
カミーノ、ありがとう( ^ω^ )











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2019年4月15日に発生した大規模火災でノートルダムの尖塔などが焼失しました。
ニュースを聞いた時は、思い出の大聖堂だっただけにショックでしたが、今はいち早く再建されることを願っています。
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この後は、友達のオススメしてくれたサント・シャペルへ。
ステンドグラスが有名というだけあり、見事なバラ窓に礼拝堂を360度取り囲む圧巻のステンドグラスたち(^^)
友達がイチ押しするのも納得!!!












ただ、意外とあっさり終わるので、
せっかくならコンサートやディナーなどのイベントとセットで楽しむのが良いかも(^^)


帰りは、サント・シャペルからホステルまで約1時間ふらふら歩いて帰りました。

途中、高級ブランド街を通り抜け、自分の場違い感に凹む〜。
ブランドショップから沢山の紙袋を持って出てくる中国人。ショップにすらビビって入れないビンボー日本人。

いとをかし。

これはディオールのショップ。派手だぜ!パリだぜ!!

これにて、パリ3日目おわり。
明日はちょっとトリップ!
イギリス海峡を臨む街・オンフルールへ遊びに行ってきます。

ではでは、ブエン・カミーノ!

フランス旅行。2日目(パリ)

パリ

バスに揺られること15時間、早朝のパリの街に無事到着〜(^^)
到着したところは、ベルシー公園横のバス停。ほんの少し中心部から離れています。
公園ラクガキだらけで、やや治安悪そうな雰囲気www
最近は、市街地周辺をぶらぶらしてたから久々の感覚。
皆んなが向かう方へ私も歩き、スタスタ抜けてメトロの駅へ。

ベルシー駅からフランクリン・D・ルーズベルト駅へ。
この駅はシャンゼリゼ通り沿いにあり、駅出ると凱旋門がドーンと見えます!
少し興奮しつつもバス乗りっぱなしでヘトヘト。お腹もペコペコ。とりあえず宿近くのカフェでいつもの朝食を頂きます。
久々のパン・デ・チョコ、いやフランスだからパン・オ・ショコラです( ^ω^ )
お腹減ってたので、2個目クロワッサンを追加注文してしまいましたよ。

朝食後、宿へ。
久々のドミトリーです。カミーノで出会ったあやりさんに立地と価格がフランスにしては最高とのことだったから、Booking.comで予約。しかし、忘れてました巡礼割引きがあるのを、、、
予約する時は、あらかじめメールにて巡礼者と伝えて予約するようです。

パリ
ホステル
「Adveniat Paris」
宿代 17€
評価★★★★☆
立地はバツグン。価格もフランスでは安い!
しかし、巡礼の出発前に泊まるにはドミトリー慣れしてないので疲れるかな?巡礼後の観光時にオススメ(^^)

ホテルに到着してフロントには韓国のお兄さん。ここは韓国人客が多いみたいです。
ちなみに、スペインのホステルはチェックイン時間より前に到着しても入れてくれたが、ここは夕方まで入れず。
風呂も入ってないわたし撃沈。。。

荷物だけ預けて、ベトベトのまま花の都パリへ。(笑)
とりあえず、ホステルで寝るつもりだったわたし、急遽、予定を変更!
とりあえず、フランスが誇るルーブル美術館に目指すことにします。
せっかくだから、セーヌ川沿いを歩いて向かうぜ。

このおばちゃん、御歳は推定80歳。
濃いグリーンのワンピース着て、電動のキックボードに乗ってますw
めちゃ可愛い♡




歩いて10分、後悔が、、、フランスは夏でも涼しく20℃前後と聞いていたのだが。まさかの30℃オーバー。死ぬ、、、

されど、フランス!流石です。
ゴミは落ちてて汚いところも見え隠れするが、街自体が仕上がっている。
伊達に花の都を語ってませんね。日本の日の丸はなんか様にならないけど、トリコロールは何故、あんなにオシャレに見えるのか?



歩くこと約30分、ルーブル到着〜。
入り口は少し並んでたけど5分くらいで入れました。普段は手売りしてる人からは買わないけど水が1€だったので購入。暑くて辛い。。。

チケットは、エントランス入ってチケット売り場ですぐ買えました!
チケット15€、オーディオガイド5€です。

では、ルーブルへ。
とりあえず、テキトーに回るぞ!




これオーディオガイドです。
どう見ても、任天堂3DSじゃん!(笑)
気になるところのこのオーディオを聴きながら巡ります。
(このオーディオガイドはやや説明が長過ぎるので、個人的にはもう少し端折った短いバージョンが欲しいぜ!)

とりあえず、エジプトコーナーや石像を見て回ります。





デデデデーーーン!
よく教科書でみる「ミロのヴィーナス」。
いきなり現れるからスルーしそうになります。






この像、目ヂカラ凄い!!!
この辺りから室内の温度がぐーーん、と上がります。
初めクーラーのよく効いていた地下から順々に階上に上がっていくと、最上階はほぼクーラー効いてません。マジで暑い。。。

しかも、すでに3時間くらい観てたので、お腹ぺこぺこ、暑さでふらふら。
館内のレストランはどこもめちゃ混んでるし、空いてるのは暑いカフェテリアのテラス席だけ。

後半からは、もう早くこの暑さから逃れたくてぶっ飛ばしてしまった。。。



マリー・アントワネットが使ってた食器や王侯貴族の調度品コーナーは女子としては、ルンルン気分。
可愛いかった♡


そして、ルーブルと言えばこれ!
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」。
大混雑でみんな揉みくちゃになりながら、写真撮りました。前まで行けず、画質悪〜っ。

この後、私の好きなベラスケスも発見!
「王女マルガリータの肖像」です。

あとフランス革命を題材にしているドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。

そして、階段の上に現る「サモトラケのニケ」。
教科書に載ってるものがバンバン出てくるから色々見逃してる気がしてならない!
このニケの像もただの美術館の装飾かと思いスルーしそうになりましたよ。(笑)

結論!
ルーヴル美術館はデカい。
そして、夏は暑い、いや熱い!
ある程度自分の観たいものを確認してから巡るべし。

ちなみに、私は絵画が好きなので、完璧にコース取りを間違いました。上階の絵画を涼しいうちに観て、昼過ぎから地下の方へと移動すれば良かった、、、


この後、ルーヴル美術館の地下街にマクドナルドを見つけて、やっとご飯にありつけました。
ヘロヘロだぜ。ややパサついていますが、今の私にはなによりも美味しい食事です。(´;ω;`)
マクドナルドありがとう!

ルーヴルからの帰り道、シャンゼリゼ通りにサッカーワールドカップのショップを発見!
フランス優勝の夜はこのシャンゼリゼも人でいっぱいになったとか。フランス優勝おめでとう(^^)


そして、夜は疲れたので宿にてゆっくり休みます。
久々の辛ラーメン、カミーノの味のひとつです。


ではでは、ブエン・カミーノ。

フランス旅行。1日目(ウィーン→パリ)

ウィーン→パリ


今日は、2週間チェコオーストリアを一緒に旅してきたツルダさんと別れてウィーンから旅たちます。


朝、一緒にご飯を食べて出発(^^)
わたしはウィーンのWien Erdberg (VIB)というバスステーションからパリを目指します。

13:45ウィーン発で、到着は翌日の7:15パリ着。
約18時間のバス旅です。
まぁ日本からヨーロッパへの飛行機も15時間くらいだし、バス旅にも慣れてるし大丈夫だろ〜と思っていましたが、、、完全に舐めてました(´;ω;`)

とりあえず、バスターミナルにて1時間ほど前に到着し、買ってきたパンとフルーツを食べます。
バス停が間違っていないことを確認していつもの格安バス・FLIX BUSを待ちます。

うーん。待ってる、みーんな待ってる。
30分ほど遅れて到着ー!もうバスが遅れるのにも慣れましたよ。来ないこともあるらしいから、来ただけで儲けモン。

いつも通り、場所の指定もなく自由に乗り込みます。
今日のバスは満員です。隣に大きな白人のお兄さんが乗ってます。狭い(T_T )

とりあえず、途中にミュンヘンやら経由するから降りるでしょう?と安心していた私はこの後、地獄をみます。
日本の長距離バスと思うなかれ。

バス旅特有のエアコン問題勃発です。

長距離バスと言ったら寒過ぎるってのが常識と思っていたら、エアコン全く効かず。
満員の中、隣や前後からの熱気。。。暑くて寝れない。携帯をポチポチして時間潰し。
その後、ザルツブルクを経由し、ミュンヘン着。
やっと人が減り、もう夜。
しかし、エアコン問題は新たな展開を見せます。
まさかの夜からは寒過ぎる問題ーーー!!!
昼はエアコン効かなかったのに、夜は効き過ぎてるんじゃーーー!!!
寒くて寒くて、また眠れません。
とりあえず、寒いと思ってたから持っていたダウンとフリース、マウンテンパーカーをフル活用。
まさかここにきて暑さと寒さのダブル攻めという新パターンに巡り合うとは、バス旅は奥が深いです。(泣)

そして、別問題も発生。
1200kmもの長距離だし当然、トイレや食事休憩あると思うじゃん、、、

無いんですょ。
あ!止まった。休憩かな?と思ったら、まさかの運転手や客のタバコ休憩。タバコ休憩はあるのかょ!!!( ´Д`)y━・~~(トイレはバスに常設)

コンビニ?サービスエリアみたいなものもなく、食べ物もほぼ持ってなくて、唯一持って乗ったのは水と飴だけ。
ちなみに、サービスエリアらしき場所に止まったのは夜中の1回のみ。もう眠くて動けません!

昼前の軽食以来、18時間近く食べれずにパリ到着です。
汗をかきお腹も減り、かなりハードなバス旅(´;ω;`)

とりあえず、無事にフランス、パリに着きましたーー!
良かった、良かった。

とうとう今回の旅、最後の国であるフランスです。
ゆっくり堪能してきますよー!

ではでは、ブエン・カミーノ!

オーストリア旅行。4日目(ウィーン⇄シュネーベルグ)

ウィーン⇄シュネーベルグ


今日はシュネーベルグに行くぞ!!!

シュネーベルクはアルプス山脈にある山のひとつ。この豊かなカルスト台地で育まれた水は200年以上続く水のパイプラインとなり、ウィーンの街まで上質な飲料水を供給し続けています。オーストリアの水道水が飲める所以ですね。
また、山の麓からは登山鉄道が敷かれ、山頂までゆっくりと鉄道の旅を楽しむこともできます。

ツルタさんとふたりで早起きして、ウィーンから日帰りで向かいます。

まずは駅の発券機にてきっぷを買います。
ウィーン中央駅(Wien Hbf)から、ヴィーナー・ノイシュタット中央駅(Wr.Neustadt)で乗り換えて、プフベルグ駅(Puchberg)へ向かいます。

列車の中の様子です。近代的な列車。
ヨーロッパではふつうに自転車が乗っけてあったり、ワンコが乗っていたりします。

写真ぶれてますが、、、
車内の電光掲示板にどこまで走ったか、何分着かが載っているのでとても便利!

この水もアルプスの山々からとれたのかな?
水を買うときは、硬度とガスの有無をチェックするクセがつきました。

途中、列車が遅れて乗り換え失敗し、1時間遅れで麓の町プフベルグ駅に到着です!
これからシュネーベルグ鉄道に乗りかえ、線路の先にある山を目指します。

そして、これがシュネーベルグ鉄道の登山列車「サラマンダー」です!

かなり奇抜なデザインです。サラマンダーは、ヨーロッパに生息するイモリ科サラマンドラ属に属する陸生有尾類、所謂トカゲのことのようです。
ファイヤーサラマンダーで検索すると、この模様と色のままでびっくりしました。(笑)

線路と車体の歯車が噛み合ってガタガタと音をたてながら、坂道をゆっくりゆっくりと登っていきます。
よく考えてみると、ロープウェイばかりで登山鉄道は初体験です。

これは麓の駅で買ったサラマンダーのサラちゃん。6€です。

少し登ると途中の駅で少し休憩。

このおじさん達、アルプスの少女ハイジにでてきそうな出で立ち。
ハイソックスに短パン、中には皮製の短パンを履きハットを被ったおじいちゃんも。かなりファンキーです(^^)

そして、ここの駅にあるキヨスクには、シュネーベルグ名産の「ブフテル」というパンが売っています。中に甘〜いジャムがたくさん入っています!

あんず(Marille)とスモモ(Powidl)の2種類が販売されていて、今回はあんずをチョイスしました。



車内に戻り、早速いただきます!
ぐふふ、ふわふわの生地にジャムがこぼれ落ちるほどたくさん入っています。かなりベタ甘です♡

ガタガタとだいぶ上まで登ってきました。低い山々が下に見えます。

そして、到着!!!
シュネーベルグ山頂駅です。雲と同じ高さに立っているようです。爽やか〜〜〜。

駅付近にはカフェテリアもあり、絶景を見ながらカフェタイムを楽しむことができます(^^)

ここから本当の頂上までは1〜2時間ほどハイキングして、たどり着くことができるようです。
今回は列車が少し遅れてしまったのとツルダさんが山頂まで歩くのは無理〜ってことだったので、駅周辺をぶらぶら散策してみることに!

多分、あの道の先が山頂です。
朝イチ来ないと登れないかもです。


丘の上には十字架のモニュメントがありました。
ヨーロッパの丘の上や山頂にはよく十字架がかけられています。


山は空気が澄んでいてホント気持ちいいです。

今回、改めて実感しました。
わたし、やっぱり、、、海より「山が好き」!!!


ちなみに、山に登ってくる服装を間違えました。
スカートではなく、せめてジーパンで来るべきだった!

そして、少し遅めのランチです。
十字架の丘を降りた先にある山小屋にていただきます。

ここの山小屋は、ビールっ腹で恰幅のいい、両サイドにぴょんと跳ねたヒゲを生やす、ツルダさん曰くとても強い方言のドイツ語を話すおじいさんが経営しています。
キャラ立ちしていたので一緒に写真を撮ってもらうのを忘れたことが、かなり悔やまれます(;ω;)

食事は、ソーセージとよくわからないけど肉団子?みたいなの!なにだったのか忘れました。
もちろん美味しかったです!!

帰りの道です。
カルスト台地って感じです。

途中、たくさんの牛さん達に出会いました。
草を求めてかなりの勢いで移動してくるのでチョットビビります。(笑)

少し雲行きが怪しくなってきました。
山の天気は変わりやすく、少し肌寒くなってきました。山に行くときは防寒着が必須です。

そして、最後に。
山頂駅付近にあるハプスブルク家の美貌の皇后エリーザベートの名を冠した記念教会へ。


さぁ、シュネーベルグともお別れです。
またサラマンダーに乗って帰路につきたいと思います。

かなり癒された〜〜〜!!!
アルプスの爽やかな空気と景色を楽しめるシュネーベルグ
ウィーンから2時間弱でやって来れるので、時間のある方にはオススメです!
ちなみに、ゆっくりトレッキングしたい方は朝イチくるのが良いと思います。



ウィーンにて最後の晩餐。
チェコから2週間ほど一緒に旅をしてきたツルダさんとは明日、お別れです。(泣)
ツルダさんは日本へ、私はパリに向けてまた旅立ちます。

外食にも飽きていたので最後のディナーはお宿で作ることに決定。スーパーに買い出しに行きます。
夜ご飯の材料に加えて、お土産用にグラーシュの素や日本で買うと高い調味料、お菓子、モーツアルクーゲルを買い込み、お宿へ帰ります。


今日のメニューは、最後奮発してステーキ!!!
そして、ジェノベーゼパスタです。ツルダさんの作ってくれるご飯もこれが最後、噛み締めていただきました。美味い・・・(;ω;)

明日の移動に向けて、荷物を整理して休みます。
なんだかんだであっという間に過ぎた2週間。ホテルや列車の予約をお願いしっぱなしで本当にお世話になったツルダさん。

頼り甲斐があり過ぎて、後半ずっと「ママ・パパ」と呼んで助けてもらいました。
ツルダさん、ホントにありがとうございました!!!


これにてオーストラリア編、終了。
明日はひたすら移動です。

ではでは、ブエンカミーノ!


久々の今日のワンコ。オーストリア編。
これは、オーストリアにあるスーパーの様子。なんとワンコ用のフック掛けが常設されています。

みんなどんだけワンコ好きなんだよ!!ホントいい街だ。

オーストリア旅行。3日目(ウィーン⇄クロスターノイブルク)

ウィーン⇄クロスターノイブルグ


今日は朝からベルヴェデーレ宮殿へ!
ベルヴェデーレ宮殿は、ウィーン中央駅からは歩いて10分ほどのところにあります。
最近、運動不足なので久々に散歩しつつ歩いて向かいました。

ベルヴェーレ宮殿は、もともとハプスブルク家に仕えたオイゲン公が建てた夏の離宮。その後、マリアテレジアに売却され、現在では美術館として使われています。


今日は昨日とは打って変わって快晴、いい天気!暑い〜!
白い宮殿と庭園の緑、池、青空と赤いワンピースがよく映えています!
(このポーランドで購入したワンピース、お値段なんと破格の1200円。いい買い物です♡)

宮殿内の美術館へ。
ここにはたくさんの絵画が展示されています。




ベルヴェデーレ宮殿にはたくさんのグスタフ・クリムト作品が展示されています!

クリムト「フリッツァ・リートラーの肖像画
白いドレスと髪飾りが印象的。

クリムト「接吻」
キラキラ。金箔の使い方と女性の表情が絶妙。

クリムト「ユディットⅠ」

エリザベート皇妃の肖像画。シシィは美人です。

ナポレオン。
よく教科書でみるナポレオンです。5枚描かれたうちの1枚がここに所蔵されているようです!

ちなみに、ベルヴェデーレ宮殿には上宮と下宮の2つの建物があります。
今回は、クリムトの接吻など有名なコレクションが所蔵されている上宮のみを見学。チケットは15€でした。特に混雑することもなくチケットは購入できました!



夕方からは、少し移動して遠出です!
今日はクロスターノイブルグ修道院で行われる野外オペラを鑑賞しに行きます。

電車を2回乗りついでクロスターノイブルグ駅に到着。
駅からは歩いて約5分ほどで修道院に到着です。2本の尖塔が印象的な建物になっています。

とりあえず、20時の開演まで腹ごしらえ!
修道院の前にあるカフェにて夕食をとります。中欧に入ってからお決まりになりつつあるグラーシュです。
安定の美味しさ( ^ω^ )

そして、いよいよ開演です!
今日のオペラの演目は「椿姫」。
原題は「La Traviata」、直訳は道を踏み外した女だそうです。

高級娼婦であるヴァイオレッタと青年貴族であるアルフレードとの悲恋の話。
惹かれあい恋仲になったふたりですが、アルフレードの父親にふたりの恋仲を反対され、バイオレッタアルフレードとの別れを決意。
途中怒り狂ったりするアルフレードですが、その後、紆余曲折を経て、父親の反対の末の別れだと知りバイオレットのもとに駆けつけますが、時すでに遅し。
ヴァイオレッタは病魔に蝕まれ、回復することなく息をひきとるという悲恋の物語です。

イタリア語での上演なのでストーリーをしっかり予習してからオペラに臨みます!!

修道院の中庭に設置されたステージです。
無事に1幕がスタートし、有名なあの曲「乾杯の歌」も聴くことができ感激!
いつも女性ソプラノの歌う「乾杯の歌」ばかり聴くことが多かったので、まさか男性が歌い出しとは知らずに、ビックリ!!!


しかし、ここからハプニングが連続します。
客先がざわざわ・・・。
おばあちゃんが体調悪くなったみたいで、救急隊員の登場です。
一幕後の休憩時には、救急車も入ってきておばあちゃん運ばれていきました。


なんとか会場も落ち着き、2幕のスタートです。

2幕開演してわずか10分後、まさかの雨ぽつぽつ。野外での生オケのため、雨が降った瞬間に音楽ストップ!
バイオリンやチェロの方々ダッシュです。屋内に避難し、オペラは一時中断。。。
5分くらいして再開したと思ったら、まさかの雨再び。
またもや弦楽器の方々、ダッシュ!!

しばらく天候回復を待ちますとの場内アナウンスの5分後、結局中止のアナウンス(;ω;)
少し雨止んできてたのに〜。結局、え?え?と思っている間に、あっさり終わってしまいました。(笑)



列車の時間がせまっていたので、あっさり抜けてきましたが、暗くなってからの会場のライトアップも素敵でした!
みんな少しお洒落な装いしています。


結局、なにか消化不良のまま、列車でウィーンに帰宅。

時間ギリギリに駆け足で乗った列車には、まさかのオペラ演奏者が乗っていました。
来場者より早く帰宅とは、海外の自由な時間感覚にほんとビビりました。お客はあんなに戸惑っていたのに(笑)


色んな意味で印象に残った初オペラ。
オペラとしては不発だったので、絶対にリベンジしたいと思います。

とりあえず、明日も少し足を伸ばして遠出する予定です!


ではでは、ブエン・カミーノ!

オーストリア旅行。2日目(ウィーン)

ウィーン


ウィーン(Wien)は、英語ではビエナ(vienna)!!!
バスのチケットをとる時も、旅行中に出会った人にウィーンと伝えてもなかなか通じません。

ちなみに、チェコの首都プラハ(Praha)は英語でプラーグ(Prague)。ドイツの都市ミュンヘン(Munchen)は、英語ではミュニック(Munich)。
英語での国名や都市名を知らなかったり、現地の地名が日本語の発音と同じだったり、はたまた全く違ったり、旅をしながらいつも勉強しています。
ホント自分の英語力の無さに毎日ビビる〜(;ω;)


今日は、久々におひとり様観光の復活です!
一緒に旅をしているツルダさんは今日はホテルにてお仕事。
私はひとりハプスブルク家の歴史を学びに王朝の離宮シェーンブルン宮殿」に行ってきます。

ウィーン中央駅から地下鉄を乗り継ぎ、シェーンブルン駅に下車。
駅からは歩いて5分ほどのところに宮殿入り口があります。


このシェーンブルン駅、石造りで可愛いです。


シェーンブルン宮殿に到着です。かなりデカいぞ〜〜〜!!!
入り口側から宮殿の全体像を写真に撮ろうしたのですが、大きすぎておさまり切れきません。

チケットは門をくぐってすぐ左横のブースにて販売しています。
が、しかし。
朝ゆっくり気味に出発してきたので、11時半に到着した時には約1時間後の13時のチケットしか購入できず。スタートダッシュが甘かった(;ω;)
ちなみに、今回はインペリアルツアーチケット(22室の見学+日本語オーディオガイド付き)14.2€という少し短めのルートのものをチョイスしました。

とりあえず、外観の写真撮影をしたり、お土産をぶらぶら見たりして時間を潰し、少し早めに列に並んで入館することができました。

残念ながら宮殿内は撮影禁止だったため、写真はありません。


シェーンブルン宮殿は、別荘などを歴代の皇帝たちが増改築し、女帝マリア・テレジアの時代に完成させた夏の離宮です。
マリア・テレジアって誰だっけ?って思いながら日本語のガイダンスを聞き、懐かしの世界史の授業を脳内再現しながら見学を楽しみます!

ちなみに、この宮殿はあのマリー・アントワネット(マリアテレジアの娘)が幼少期を過ごし、わずか6歳でモーツァルトが招待され演奏した場所としても知られています。

マリアテレジアやその家族が過ごした華やかな内装や家具、調度品の数々、対してフランツヨーゼフ(マリアテレジアの孫)が過ごしていた質素な執務室との対比、それぞれの家族との関わり、人間模様がツアーを通じて見て聞いて取れ、とても興味深いものになっています。

特に、フランツヨーゼフの妻・エリザベート(愛称シシィ)については、以前「世界ふしぎ発見!」でとり上げられていたので、番組で知った歴史とここでの暮らしぶりをリンクさせながら観ることができて、より楽しめました。
オーストリアを訪れるならシェーンブルン宮殿は、絶対に外せないおすすめの場所ですね!


ちなみに、この土産袋の女性がエリザベート皇后!
とても美人で主人となるフランツヨーゼフからも愛されていたそうですが、本人は宮廷での堅苦しい生活があわず、旅行に行くことが大好きな自由人だったらしいです。


空はあいにくの曇り空だったのですが、これが快晴だったら、空の青に壁の黄色(テレジアイエロー)がよく映えて、より綺麗だったと思います。
写真はなんとか少し青空がのぞいた時の一枚。



結局、スタートの遅れが響き、宿に戻ったのは15時過ぎ。
仕事がひと段落したツルダさんが私のためにパスタを作って待っていてくれました。ヨーグルトのデザート付きです。
ツルダさんはホント“女神様”のような人です(;ω;)



これはオーストリア名物のモーツァルトクーゲルというマジパンが中に入っているチョコレート。いろいろ食べ比べです。


この後、まったりして夕方にウィーンの旧市街に観光に繰り出します。

まずは、街の中心にあるシュテファン大聖堂です。
大きすぎてなかなかカメラの画角におさまりません。

そして、次に向かったのがアンカー時計という有名なからくり時計です。ウィーンの歴史に関する有名人12人が時間ごとに登場し、さらに正午になると音楽とともに12人の有名人が一気に登場する仕掛けになっているようです。

時針と分針が一緒になっている一風変わった時計で、写真の時計はちょうど6時20分を指している状態です。


ちなみに、裏側は普通の時計です。


ここで私、ぱしゃぱしゃと時計の写真を撮っていたのですが、、、
なんと、なんと衝撃的な奇跡が起こりました!!!!

後ろから「あさみ〜〜〜!」と私を呼ぶ声。
え?誰?と思い振りかえってみると、、、
なんとカミーノ巡礼で出会ったコリアンカップルと、こんなところでばったり再会したのです。

カミーノが終わり、約1ヶ月。
ポルトガル→スペイン→ドイツ→ポーランドチェコオーストリアと旅してきた私。
ポルトガル→イタリア→スイス→ドイツ→オーストリアと旅してきたカミーノフレンズのコリアンカップル。
まさかカミーノを終えて1ヶ月過ぎ、こんなところで再会するとは・・・。かなりのビックリです!!

まだまだカミーノマジック続いてます。あ〜ホント感動だわ〜〜。


再会の記念に1枚!!!


この後、謎の大興奮に包まれたまま、次の観光地へ。
聖ペーター教会です。少しメルヘンチックな内装の教会です。

そして、ここにまさかの巡礼者の像を見つけて再興奮!!!
がっつり水筒のひょうたんと巡礼者のホタテ貝マークつけています。
今日はなにやらカミーノに縁がある日です。



街を走る観光馬車です。久々に見ました。

これはペスト記念柱!
これは17世紀に猛威を振るっていたペスト(黒死病)が終息した記念として皇帝レオポルト1世(マリアテレジアの祖父)によって建てられた像です。
ぱっと見ただけではこれがペストに関する像だとは全く気づきません。終息を記念するなんて、ペストがかなりの脅威だったことが伺い知れます。

そして、暑かったので途中、ジェラートを食べます。
カテドラル近くにあるアイス屋さん。そこそこイケメンだけどめちゃ愛想のない店員さんが立っています。

ここのアイス、価格がめちゃ安い!
これで1.5€ほど。今回の旅行で一番安いです!美味しいし大満足( ^ω^ )

これはモーツァルトの家と呼ばれる建物。
結局、夕方から出かけたので気づいたら閉館時間の19時をすぎていたみたいです。残念!

まだ明るいですが、もうすでに20時。夕食をいただきます!
今日はオーストリア料理と地ビールのレストラン「1516 Brewing Company」へ。

ウィンナーシュニッツェル(子牛のカツレツ)とポテトのサラダ、ソーセージ、ビールにワインをいただきます。
ここのお店はGoogleマップでも評価が高いのですが、期待を裏切らない美味しいお店でした。おすすめです!!




なぜかアメリカのトランプ大統領も推しています!(笑)
記念にこのコースターいただいてきちゃいました。


最後は、ウィーン国立オペラ座
なにか面白い演目があったら?と思ってのぞいたところ、チケット販売のお兄さんにナンパされました。
僕は佐藤です。っていう流暢な日本語を話します。(笑)
しきりにこの後飲もうと誘われましたが、こんなので引っかかる人もいるのかな〜と思いつつ、お兄さんとのお喋りを若干楽しみました。

ちなみに明日はオペラ鑑賞にいく予定です!
明日もウィーン観光は続きます。


ではでは、ブエン・カミーノ!