カミーノ巡礼。1日目(サンジャン→ロンセスバーリェス)
サンジャン→ロンセスバーリェス 25.1km(25.1km)
巡礼1日目。
体調は最悪です。咳喘息+風邪薬+ロキソニンを飲んででます。
天気は最悪です。サンジャンは、雨予報の最高気温13℃予定。山頂のほうは、多分もっと寒いです。
泊まったアルベルゲから出発。
7時、まだ辺りは薄暗いです。
今日は昨日出会ったみおさんと一緒に歩きます。
街の中をぬけて、坂道が始まります。
寒いので着込んでいたのですが、すぐ暑くなり脱いでしまいました。
その後、平坦な道や坂道を繰り返し、畑や牧草地をぬけて行きます。たまに民家も。
ヨーロッパの石造りの家、可愛いですね。赤い花がよく似合います(o^^o)
まわりが牧草地ばかりになり、家畜がちょこちょこ顔を出します。
牛さん、草食べてます。可愛い。
徐々に雨というか霧が深くなり、まわりが見えなくなってきます。
たまに霧が少し晴れて綺麗な牧草地と山々がみれ、晴れてたらホント景色は最高です!
途中、オリソンという街でトイレ休憩し、また歩きます。
雨も降り始めます。
弱い、少し強い、弱いから強い雨が続くように。
途中、カッパを着て再出発。
雨どんどん強くなり、ここからはカメラも出せず、写真も撮れません。
途中、土砂降り。気温も下がり寒くなってきました。最後のダウンを着て寒さを凌ぎます。
この後、雷が鳴り、霰や雹が降りだす始末。ホント初日からかなり過酷です。
途中トラックで温かいホットチョコレートを買いました。お湯を足して混ぜるだけなのに2€。
この時の私たちには安いものです。
少し体力回復して、また少し登ります。
その後、フラットな道が続き、いつの間にかスペインの国境を越えでいました。
雨でなかったら、国境跨いでますポーズとか撮ってたかもしれません。
その後、まだまだ雨の中歩き、山道を下って行きます。
手は濡れて冷えもう力も入らず、ボタンも閉められなくなっていました。
こんなに過酷な山越えになるなんて誰が想像しただろう。
途中、短パンとポンチョ姿で歩く家族連れが私たちを追い抜いて行きました。
10歳ほどの娘さんは大声で泣きながら両親に猛スピードで引っ張られて行きます。
絶対にトラウマになると思うほど泣いていました。こっちが悲しくなります。(;ω;)
とりあえず、寒い中ピレネー越え25kmなんとか達成しました!
この後は宿で、温かい飲み物とシャワーを浴びたいと思い、ロンセスバーリェスの公営アルベルゲに向かいます。
着いたの14時半。
チェックインできたの16時半。
2時間も順番待ちでした。後ろの外国人がLINE for LINEと怒り気味。
順番待ちのカードを貰うため、列に並ばなければなりません。その後、カードの順番がくるまで更に待ちます。
びちょ濡れの2時間待ち、、、辛かった。
ロンセスバーリェス
「Hostel Roncesvalles - Orreaga」
宿代8€+朝食5€+夕食10€
評価★★☆☆☆
お風呂やランドリーなどは良。朝食や夕食追加が可能。ただし受付の待ち時間が死ぬほど長かった。
ここのアルベルゲは修道院と救護院につくられていて、かなり趣きがある感じ。
ヘトヘトでお風呂に入り、片付けをした後、夕食です。
夕食は、初のペレグリーノメニューです。
これは巡礼者メニューで、低価格で前菜+メイン+デザートを食べれる巡礼のためのコース料理です。
今回隣接のレストランにて食事です。
スープにパスタ、メインは魚またはチキン、デザートはアイスクリームでした。
わたしのメインは魚!トラウト系。
意外と臭みもなく美味しかった(o^^o)
今日ほんとにカミーノ巡礼の洗礼を受け、土砂降りのピレネー越えとなりました。
多分、今日以上に過酷な日がくるだろか?
ホントに貴重な経験させてもらいました。
明日は、平坦な道でズビリまで向かいまーす。頑張りまーす。
では、ブエン・カミーノ!
つづく