ポーランド旅行。3日目(ヴロツワフ)
10時起床!ヴロツワフは晴れてます( ^ω^ )
小人探しに出発です。
部屋を出ると昨日出会ったホワンとまた遭遇。今日の夕方の飛行機でベルギーに移動するらしく、今から荷物を預けて街をぶらぶらするよ〜、一緒に朝ご飯食べに行こう。と誘われ一緒に出かけます。
ホステルのレセプションに荷物を預けて、朝食を食べます。
一緒にクレープ食べました。
甘いベリー系とミート・チーズのクレープをシェアします。
1人だと1種類しか食べれないですが、2人いると2種類食べられてラッキーです。
先日レストランで2品注文して、食べ切れずに半分以上残してしまいました。ヨーロッパでのひとり旅は、食事でホントに苦労します(´;ω;`)
ご飯を食べつつ、ホワンとコロンビアでの生活や食事、家族、ペットのワンコのことなど色々教えて貰いました。
コロンビアの主食はパンか?と聞くと、なんと米らしいです。ビックリ!コロンビア住めるかも〜!
ちなみに、アレパというパンもよく食べるらしいです。すり潰したトウモロコシから作るコロンビアやベネズエラの伝統的な薄焼きパンらしいです。
朝食の後、一緒に観光しようと誘われ、また2人でぶらぶら歩きます。
ヴロツワフも可愛い街並みです!そして、今日の観光のメイン・小人もいっぱいいます!
スーベニアショップの前にはプレゼントを持ったドワーフがいます。
そして、そのおみやげ屋さんで小人マップをゲット!
このマップによると200以上の小人が街にいるようです。
広場の街灯に小人をまた発見!
広場には噴水があり、子ども達はその近くでシャボン玉をして遊んでいます。
可愛い♡
銀行の横にはこんな小人も。
うん、キャッシュ必要だよね!
馬乗り小人。
インフォメーションセンターにも小人。
この小人もツーリストだった模様。多分、小人を探しています!
ヴロツワフタウンホール。
もちろんここにも小人がいます。
昨日も見つけたボールを押す小人。
鍵屋の前には鍵を持った小人。
バイクに乗ってるファンキーな小人。
ヴロツワフは、オドラ川という川が街の中心を流れ、その川と支流には200以上もの橋がかかっているそうです。
橋の上をトラムが走ります。
小さな島もたくさんあり、橋で繋がっています。
わかるかな?みんなの視線の先にあるものが、、、
そうです、川で洗濯をしている小人です。
カテドラルへ向かうのにまた橋を渡ります!橋にはカップルが付けたであろうたくさんの南京錠。重そうです。
ふと、見上げると、、、標識の裏に矢印を発見!さらに、ホタテ貝マークも見つけました!ここも巡礼路なのか!?
他に、街灯の上に小人を発見!
なんだろ?図書館?印刷屋さん??の小人です。
教会発見!ポーランド語の名前は難しくて読めない。
きたぞー!ヴロツワフのカテドラル。
ここの教会、なんか珍しい!フラッグがたくさん掛かってるの初めてみました。
この後は、川を下るボートツアーに参加します。30分で1000円もしない激安価格!
ボートでは先導さんがヴロツワフの歴史や建築物などの説明をしてくれます。
この時、ボートにいるのホワン、わたしに、ドイツ人カップル。
ドイツ人カップルには、これは歴史でわたしの意見ではないよ!と前置きのもと説明してくれました。
ヴロツワフは、第二次大戦後まではドイツの一部で、大戦においてドイツ軍とソ連軍の激しい戦闘で歴史地区の大半が破壊されたそうです。新しい建物は白くて綺麗だろう?と。
終戦によりヴロツワフはポーランドとなり、市民は終戦後すぐに国が良くなっていくものと思っていたそうです。しかし、復興は簡単には行かず、その後も苦しい時期を過ごしたそうです。
建物の中にはナチス時代のドイツによって建てられた橋もあるよ。と語っていました。
ポーランドの歴史を学ぶと、ドイツと同盟を組んでいた立場として居た堪れない気持ちになります。(ヨーロッパの人には少なくとも戦時中ドイツと同じ思想を持っていたと思われている?)
今、敗戦国であるドイツやヒトラー、ファシズム、ホロコーストについて、たくさん学ぶ機会があるのに対して、日本の戦犯や戦時中に日本がしたことについて、私たち日本人はほとんど知りません。
なぜ日本が戦争へとのめり込んで行ったのか。日本軍の中枢が戦時中、どのような状況だったのか。
改めて知らないといけないとポーランドを訪れて思いました。
この橋がドイツが建てた橋らしいです。
ブロツワフは、今学術都市としても発展しているようで、このロープウェイは工業大学とIT企業などの会社施設とが簡単に行き来できるようになっているそうです。
これはビーバーが齧って倒した木々。
ヴロツワフの街並みと川辺は、本当に綺麗でした。
ホワンは10年前にブロツワフに来たことがあるらしく、その時よりも建物が増え、街が美しくなっていると語っていました。
ボートツアーの後は歩いて、また市街地へ。橋からの川の風景。
この向かいは、ヴロツワフ大学。
川辺でイェーイ!
この後、通り雨が降ってきて、屋根の下に逃げ込んだら、近くにこんな小人が、、、雨宿りしてる〜。
なんてタイミング!今日もラッキーです(о´∀`о)
この後、雨宿りのためにカフェへ。
サラダ食べるよー!サラダ山盛り。
そして、緑茶。緑茶にまさかの砂糖とレモン・ミントがついてきます。(笑)
カフェの前にはプレッツェルを作る職人ドワーフとアイスとピザを運ぶウェイタードワーフもいます。
バイクで宅配も承ります。
よくわからない動物たちの銅像も発見!
そして、ヘンゼルとグレーテルの家と呼ばれる建物前にも小人ちゃん。
次は、消防士ドワーフ。火を消せーー!!
ホビット庄にありそうな家。とことん可愛いではないか!!
アンニュイ表情のおじちゃんドワーフ。聖エルジュビェタ教会前にいます。
この教会を見学しようと思っていたのですが、ちょうど結婚式があり見学できなかった、、、残念!!
パッと見た感じ、とても大きく可愛い感じの教会でした。
そして、ここでタイムオーバー!ホワンとはお別れです。彼はタクシーで空港へ向かい次の街へと旅立って行きました。
何だかんだで2日間一緒に観光したホワン。とてもユーモアのある優しい良い人でした。コロンビア愛をいつも熱く語ってくれて、楽しい時間を過ごすことができました。
この後、寂しいですが1人で小人探しを続けます!
ATM小人を発見です。コソ泥してるのかな?
コスメショップ前には鏡を覗き込むナルシスト小人。
塩の広場にはたくさんの花屋さんがあります。
そして、その広場の街灯には小人が!
号外だよー!多分、新聞屋小人。
この子だけ、異様に南国感を感じました。(笑)
そして、結婚式場の前にいた小人カップル。ラブラブです♡
ちなみに、この小人たちの前で日本人旅行者に出会いました。家族で小人を探してたようです。
英語でどちらの国からですか?日本です〜。みたいな。お互い外国人と思ってたみたいです。(笑)
この後、1時間ほど一緒に小人を探して回りました。お母さんと娘さん2人の3人の元気なご家族でした( ^ω^ )
街角の小人バンドマン。
音楽ホール前にはエゲツない顔をしたコンダクター小人。
オーケストラドワーフも!
そして、劇場前にはバレリーナ小人。
こんなドワーフまで、、、浮浪者?
なにをしているかよく分からない小人。
そして、再びパパドワーフ。
昨日は気づかなかったけど、このカフェでまったりドワーフは、スタバ前にいました。意識高い系です。
ポストオフィスには郵便屋さん小人。
ピザーラ前にはピザを食べ過ぎて満腹な小人。
この壁絵を辿っていくと、、、
小人が牢屋に繋がれていました。なにの罪を犯したのでしょう?
採ったどぉーー!!ザ・ドワーフ。
そして、バスステーションにはバスで旅行する小人も!
ブロツワフには、この他にもまだまだたくさんの小人がいるみたいです!
時間が足りず、今回はこれだけ、、、
ドワーフ探していると、子連れの親子、カップル、おじいちゃん達など色んな世代の人たちに出会います。
みんなドワーフを探し回り、見つけて喜び、写真を撮り合い、笑顔になっていました!ほんとブロツワフのいいツーリズムとなっています。
街並みといい、ドワーフ達といい、今回ヴロツワフかなりお気に入りの街になりました。
もっと連泊すれば良かった、、、
日本からやってくる友人と合流する予定です。日本食をお土産に持った来てくれるということで、とても楽しみです(о´∀`о)
え?もちろんお土産より会えるのが楽しみなんですよ!!!
ではでは、ブエン・カミーノ!
(なぜ小人がこんなにたくさん?)
1980年代ポーランドにはオレンジオルタナティブ運動という一風変わった反共産主義運動がありました。
小人の服装でデモを行い、街の壁にある政府スローガンの上に小人の絵を残し、社会主義・共産主義を風刺するという活動だったようです。その活動の1つとして、ヴロツワフ市街にパパドワーフが設置されたのが始まりです。
2001年に芸術大学の学生プロジェクトにより新たな小人が設置されたのをキッカケに、今では200人以上の小人たちを街で見かけることができます。