カミーノ巡礼。13日目(グラニョン →トサントス)
グラニョン →トサントス 20.5km(240.3km)
今日は小さな街からまた小さな街へと移動しました。小さな街にはバルとアルベルゲくらいしかありません。
ホントに毎日、歩いて→バルでご飯食べて→風呂入って→ご飯食べて→洗濯して→昼寝して→ご飯食べて→寝るの繰り返しです。
朝はドナティーボアルベルゲにて朝食が用意してありました。
スペインに来て2週間ほど過ぎるとだいぶ慣れてきましたが、スペインでは食べ物を皿におかず机に直置きしています。
最初は不衛生?とか思ったけど、全然慣れるものです。人間強くできてます。
ちなみに、雑貨屋の棚にもパン直置き。
なんでもありです!
グラニョン を抜けて牧草地を歩きます。今日は天気が悪いので登山靴とレインウェアで歩きます。
日が照らず歩くにはちょうど良い天気です!
歩いていると、新たな州に入りました!
かなり大きな州でこれから2つの大きな街ブルゴスとレオンを経由してサンティアゴ・デ・コンポステーラのあるガリシア州に向かいます。
小さな街が続きます。
街を抜けては牧草地、麦畑を歩きます。
ここで数日歩いて気づいたのですが、一緒に歩くイシドーロは毎日、朝歩き始め30分くらいにお祈りをします。
年季の入った小さなメモ紙とヘスース(キリスト)のカードを持ち、脱帽して、お祈りの言葉を唱えています。
敬虔なキリスト教徒の様子を垣間見て、わたしは全然何もしていない。御墓参りとかしっかり行かないと。と少し反省しました。
今はご飯を食べる時にしっかり「いただきます!」と「ご馳走さま。」を言っています。
ホタテ貝や矢印のマークが巡礼者をいざなってくれます。
この矢印の下のコメントが面白かった!
しかし、行ってみると街はしょぼかった。
牛や馬、山羊の餌が山積みになってます。
この公園の器具、遊具かと思いきやフィットネスマシーンです。ヨボヨボのおじいちゃんが運動していました!
この矢印、これでもか!っていうほど道案内してくれています。
そして、着きましたー!今日泊まる街・グラニョン 。
有名な岩窟のマリア像があるらしく、多分この写真の上の洞窟!
しかし、なんか今日は閉まってて見れなかったらしいです。先に行った人が教えてくれました。
到着してアルベルゲを探していたけど、結局、近くにあったホスピタルという救護院に泊まることになりました。
救護院も初!ドナティーボの宿です。
着いてシャワーや洗濯をするのは同じですが、ここのホスピタルでは夜にみんなでご飯を作り、夕食を食べて片付けをして、お祈りをするというのが決まり。
とりあえず、ルーチンのシャワー、洗濯をしてランチへ。ビタミンを求めてサラダを食べる!
めちゃデカイです。だから、この街で一緒になった日本人のあみこさんとあきこさんにもお裾分け。
なかなか自分では普段買わないアボカドやビーツにバルサミコソースかかってて美味かった!
そして、夕方。みんなでご飯の準備をして、ご飯を食べます。
ホスピタレイロ(アルベルゲのホスト)がみんなにご飯を振舞います。
この時、男の人がみんな立って配膳してくれます。水を注いでくれます。紳士です♡
ちなみに、今日は混ぜご飯とパンとサラダとフルーツ。みんなで自己紹介をしながら話をします。
基本、スペイン語と英語での会話ですが、お互いがお互いの言語を話せず、なぜか韓国人の男の人がどちらも翻訳して話してくれます。
スペインからイタリア、ロシア、日本とさまざまな国の人がいます。
ちなみに、会話の中でもっとカミーノは聖なるものであるべきだ!スタンプラリーみたいなのは良くない。いや、文化や風景、旅自体を楽しむのもカミーノよ!など色々と討論にもなりました。面白いです。翻訳の人がご飯食べれず、可哀想でしたが、、、
そして、食後はみんなでお祈りをします。国により別れて自分の国の言語で聖書の一文を述べます。
ちなみに、韓国語はありますが、日本語はなく英語で述べます。半分口パクです。
神聖なイベントでなかなか出来ない良い経験をさせてもらいました!面白かった。
トスサントス
「Hospital Parroquial Tosantos」
宿代・寄付
評価★★★☆☆
救護院。シャワー温かい。ベットではなくマットレスが並んでいる。Wi-Fiなし。お祈りや夕食あり。ホスピタレイロいい人。
今日もゆっくり休みます!
明日は雨予報。山越えなので不安です。
では、ブエン・カミーノ!
今日のワンコ。カミーノ編。
3匹のトイプードルと自転車で散歩してました。トテトテトテと走ってくる姿、可愛すぎだろー!